【感想】平家物語

長野甞一 / 現代教養文庫ライブラリー
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • キじばと。。

    キじばと。。

    『平家物語』の概要を紹介している本です。

    著者は巻末の「解説」で、幼少期に祖父から源平合戦についての話を聞かされ、義経のファンになり、頼朝の冷酷さに嫌悪感をいだいたことを語っています。その後、吉川英治の『新・平家物語』が刊行され、『平家物語』がさまざまにかたちを変えながら、「国民の文学」として受け入れられつづけてきたと著者は論じています。

    こうした解釈の枠組みに対しては、現在では批判的なまなざしを向けられることもあるのでしょうが、本書のような古典的教養を若い読者に伝えようとする解説書の存在を支えていたのも、そのような枠組みだったのかもしれません。もしそうだとするならば、現在には現在にふさわしいしかたで、古典の世界に読者をいざなうような枠組みが欠如していることの悲哀のようなものを感じてしまいます。
    続きを読む

    投稿日:2022.05.28

  • tamago1208

    tamago1208

    恥ずかしながら初めて平家物語の大筋をこの本によってつかむことができた。
    若い人への古典案内というだけあって、とてもわかりやすい。平家物語は人間物語なんだ、ということがよくわかった。原文が読みたくなった続きを読む

    投稿日:2012.06.23

  • はちいぬ

    はちいぬ

    高校時代によく読んだ本。最近では大河ドラマ「義経」を見るときの予習として読んだり、けっこう活躍している一冊。

    投稿日:2006.06.05

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