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川島誠 / 角川文庫 (46件のレビュー)
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もちこ
文字が大きくて、口語体で話が進むから読みやすい。 でも結局何が起きて、どう変わったんだろう。 事件は起きるけど、その前と後の変化がないように思う。 この小説の特徴…メッセージ性がないこと? ただ淡々と…進むのが却って心地よいのかも。続きを読む
投稿日:2023.08.06
cidenon
「笑われたい」 「インステップ」 「バトン・パス」 「夏の子どもたち」 が収録された短編集。 「笑われたい」は昔どこかで読んだことがある気がする。 教材か試験問題か、そんなところだと思う。 ただ、覚…えていたからといって、面白い作品だったというわけではない。 「インステップ」以外の作品の主人公はなんだか冷めていて、子供らしくないため、いまいち物語に入っていけない。 リアルな子供の姿を描けていると評価している人もいるようだが、私が小・中学生だったときはこんなに冷めてはいなかった。 そして、どの作品もストーリーはあってないようなものだ。 正直、おもしろくはない。 さらに、素敵な文章や表現があるわけでもない。 「夏のこどもたち」なんかは箇条書きみたいで情緒がない。 読んだあとに何かが残るわけでもない。 こうしてレビューを書こうと思っても、どんな話だったかよく思い出せないほどだ。 本棚には同著者の『もういちど走り出そう』があるが、しばらくは読まないと思う。続きを読む
投稿日:2020.10.07
nasunonasuo
このレビューはネタバレを含みます
ちょっと極端すぎる。中学生はそこまで前衛的な思考で物事を考えたりしない。大人の考える特徴的な中学生像を当てはめて、全くもってリアルではない中学生たちが出てくる物語です。おそらく、第一人称だから良くないのだと思う。そんなのリアルな感性じゃねえよっていうのが、地の文にだって現れてしまうから。
投稿日:2019.09.28
Rocketman3
とてもよかった。文庫うしろには「日本版『キャチャー・イン・ザ・ライ』ともいうべき」って書いてあって、それを言っちゃあ……という気もしないけど。 片方の目でクールに世界を見つめる「ぼく」を取り巻く、家…族、学校、女の子。いろんなことが起きる中3の夏。 「ライ麦…」「赤ずきんちゃん…」と連綿と続く『悪態つき少年視点小説』なわけだけど、1991年の作品なのでそこに描かれているのは現代の少年、と彼を取り巻くいろいろな出来事であって、それに対する「ぼく」の語り口は上記2作品に比べてさらにクールで淡々としていながらも、友情とか、性とか、初恋とか、そういうものに対する感情がさりげなく浮かび上がってくるところが良い。 「ぼくは、片目なのが悲しかった。両方の目が見えれば、もっと中井のことをよく見ていられるのに。」 しかし僕はこういう、「夏+少年(+少女)」のストーリーがほんとに好きだなあ。続きを読む
投稿日:2018.10.15
blaksnake
3話までは普通だった。最後の話が最低。つまらない。話口調で全てが書いてあるのも気に入らない。本当は評価したくもなかった。
投稿日:2017.07.16
suqu163cm
何故目が無くなったとか 原因の父母を恨むとか 暗い部分がなくて サラッと読みました いろ○すみたいでした
投稿日:2017.05.30
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