【感想】戦略人事のビジョン~制度で縛るな、ストーリーを語れ~

八木洋介, 金井壽宏 / 光文社新書
(68件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • やほりんぬ

    やほりんぬ

    熱い大手人事マネージャー、役員の人の話。
    参考になったところも一部はあるが、人事系の本でよくある一人称でこんなすごいことやったぞ!感があって、私は客観的なデータとかで論じたものが好きなので微妙だったかなという印象。続きを読む

    投稿日:2024.03.03

  • u-Hoshi

    u-Hoshi

    > 人事は、人の心を揺り動かせなくてはいけません。そのためには、常に正しいことを言って正しい行動をとれるストイックさと、変革を恐れない勇気がいりますし、自らがリーダーとして成長していく必要もあります。

    このフレーズで人事と自分が理想とするマネージャーの仕事・役割が近く感じた。約束事で仕事をさせるのではなく、それぞれ個人に応じてストーリーを伝えて組織を1つの方向性に揃えることが重要。それを伝えるには常に考え、信頼される人間になるために正しいと思うことを正しくことを必要がある。
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    投稿日:2023.07.28

  • Maki Matsumoto

    Maki Matsumoto

    今読んでる

    ■過去からの継続性にとらわれず、現在の自分が正しいと信じることを実行に移すことです。そうすれば自ずと努力と学習につながっていきます。時代は変わる、人も変わる、だからこそ、努力と学習を怠らないように。
    ■経営の目線で人事をし、人事の目線で経営をするのが真の人事担当者です。そういう人事のプロがどんどん日本に現れることを願ってやみません。
    ■「人事は人事なのだから、現場のことは知らないよ」という態度をとりがちです。
    ■毎晩遅くまで残って働いていました。人生にはそういう働き方が必要な時期もあります。しかし、そればかりやっていると、仕事だけの、自分が経験したことを浅く理解しているにすぎない視野の狭い人間になってしまいますし、いつか燃え尽きてしまいます。
    ■最高のパフォーマンスを出している人は、自分の時間と仕事をする時間のバランスをちゃんととっています。
    ■日常の仕事に忙殺され、戦略的な視点を失い、人事の専門性だけにとらわれた発想に凝り固まっていく
    ■人生にはいろいろな節目がある。ビジネスパーソンにとっては、〜、責任の重い仕事や困難な仕事を担当したときなどが、大きな節目となる。そうした節目において、人は一皮むけ、学びや気づきを得る。
    ■personal striving
    ■自分の専門性を大事にしつつも、幅広い視点をもつ必要があるのです。
    ■失敗したとき、自分に足りないものがあることに気づいた人は、そこで一皮むけ、「自分の軸」を見つけ出すチャンスをつかみます。
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    投稿日:2022.05.04

  • Gun

    Gun

    NKK→GEで長く勤められていた八木さんの人事感。制度や形重視ではなく、戦略的に人事考課や異動を説かロジックで説明できる考える人にならないといけない。「と思います」「うなづき」を出来るだけ避ける、自分の発言に責任を負い忖度しない。現場のビジネスをわかった上で、人事以外のメンバーに伝わるストーリー・コミュニケーションを目指す。人的資源、変数であるモチベーションを上げるのも人事の仕事。
    ただの知識偏重は雑学ヲタク、知行合一の精神を持つ!
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    投稿日:2022.04.27

  • DAIKI

    DAIKI

    ■読了した日付:2021/10/30

    ■読もうとおもった理由:
    今後人事職として働く人当たって、どの様な考え、姿勢が必要なのかを確認するため。

    ■読んだ後に得たいと思ったこと:
    ・戦略人事の概念について理解する
    ・これからの人事について自分の意見を持つ

    ■目的は達成出来たかを4段階で(×,△,○,◎):◎

    ■心に残った箇所:

    「『戦略性のマネジメント』は『現在』を見て、勝つための戦略を立て、それを企業内の各機能に一貫性をもって反映させるマネジメントです。(P.27)」

    「経営の目線で人事をし、人事の目線で経営をするのが、真の人事担当者です。(P.48)」

    「チェンジを起こしたかったら、賛成してくれる人を増やすより、反対する人を減らせ(P.115)」

    ■感想:
    ・元GEの人事部長やLIXILグループの副社長を歴任した著者の話には、実体験に基づく独自の理論が論理的に埋め込まれており、非常に学びになる部分が多かった。

    特に深く腹落ちした点は「戦略人事の役割」と「人事本来の在り方」の2点だ。

    「戦略人事」がトレンド化し、バズワードのようにあらゆる所で目にするようになったが、実際には戦略人事は現場に浸透していないように感じる。データの利活用や職種としてのHRBPの誕生など、徐々に広がってはいるが突き抜けていない感覚がある。そんな中で、八木氏の「継続性のマネジメント」と「戦略性のマネジメント」の概念は、まさに探し求めていたものだったと思う。
    戦略といいながら「手法」や「見せ方」を変えても、結局会社として「継続性のマネジメント」を課しているような企業では、「戦略人事」を推進していくことは難しいため、むしろ人事部門から声を上げて風土改革していく必要があると感じた。

    また、人事とは本来経営陣に近い距離で、俯瞰して事業を見る必要があるポジションのはずが、いつのまにか森岡氏の言うところの「自己保存の法則」が働き、過去からの連続性を重要視してしまうようになっている。
    人事という仕事の性質上、事業そのものへの理解や、ファイナンス、事業開発と言ったビジネスサイドへの探求が足りていないケースが多い。しかし、それでは全く意味がなく、真の人事担当者となるためには、「経営視点」、つまりビジネス全体について広く理解した上での、人事的施策に落とし込んだ場合の実行部隊としてのビジネスマンであるべきだと痛感した。


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    投稿日:2021.10.31

  • fuyuu26

    fuyuu26

    人事とはという話から、どんどん話が深まり会社を変えるにはどうすればいいか真のリーダーとは何かという話にまで行き着く熱い本。

    人事とは人のやる気を最大化すること

    公平性はコミュニケーションの取り方やチャンスの与え方にもとめるべき

    チェンジを起こしたかったら、賛成してくれる人を増やすより、反対する人を減らせ
    シャイン先生の言葉

    リーダーとはビジョンを描き、コミュニケーションによって人々を巻き込み、フォロワーとともに、ビジョンの達成に向けさまざまなことを実行できる人。その過程では、フォロワーとの間に信頼を築きあげなくてはならない。そして、自ら問題を発見して、自ら意思決定をして、自らチャレンジしていかなければならない。
    続きを読む

    投稿日:2021.08.28

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