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宇江佐真理 / 実業之日本社文庫 (15件のレビュー)
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shigenobu
主人公と彼ら彼女たちを取り巻く人達、身の丈に合った生活を精一杯してますが、ふと、彼らにとって立身出世という概念があったのかどうか、知りたくなります。 いずれの著作を読んでも、ほのぼのとした読後感を持ち…ます。続きを読む
投稿日:2018.11.06
iyoharuka13
江戸の町の堀を舞台に、町人から武士まで、悲喜こもごもの人情を鮮やかに映し出す時代小説集。 江戸時代、生活に密着していた堀。物質を運搬するだけでなく、人の心を時にはなだめ、時には悲しみを流していた。出会…いがあれば別れもあり、時が過ぎ行くように、情も良くも悪くも静かに流れる。続きを読む
投稿日:2018.07.25
nyan0620
江戸を舞台にした短編集。 死がず~っと今よりも身近にあった時代の物語。 肉親の死がもたらす厳しさ、義理の関係のあれこれが描かれたりもします。 そうして、凛として生きようとするひたむきさや昔ながらの…「情」が、じんわり伝わってきます。続きを読む
投稿日:2014.10.18
黒い☆安息日
このレビューはネタバレを含みます
心が疲れかけた時は宇江佐真理が効くなぁ この短編集なんて、宇江佐市井物の模範回答集みたいな感じで良い。基本に忠実でブレない物語運びが良い。悪くいやベタなんだけど、ベタって悪い事か? 日常を一所懸命生きて、その日常の中に喜怒哀楽があって、色んな人との関わりがあって… 食うに困らぬ程度には豊かになった現代の日本、何かとスピードが上がったのに寿命だけは延びてしまった現代の日本、そんな日本でも基本的な部分は江戸時代とあんまし変わっていないんだと思う。 だからこそ、丁寧に一所懸命生きてきた江戸市井の人々の姿を読むと心がすっきり洗われるんだろうなぁと思う。
投稿日:2013.12.07
tantan
最近お気に入りの宇江佐真理さん♪ 江戸下町の堀を舞台にした短編集。 水のある風景って、好きです。
投稿日:2013.11.30
mirutan
江戸時代のじんわり人情物語短編集。 『ため息はつかない』 子供の頃両親を亡くし、叔母に引き取られた豊吉だが、クセのある叔母を煙たく思っていた。 ある日豊吉に縁談の話が来る。 母と子の情が染みるが、豊…吉の縁談相手がユーモラスで楽しい。 『裾継』 遊女屋の女将が主人公。 妻に駆け落ちされた男の後妻となったが、継子とうまくいかなくなった上、夫に浮気疑惑が持ち上がる。 『おはぐろとんぼ』 父の働く料理茶屋で幼い頃から厨房に親しみ、父の死後も女ながら料理人として働く主人公。 大阪からやってきた料理人を最初は煙たく思っていたが、だんだん親しくなっていく話。 割かしベタな恋愛話だけどこういうの好き。 『日向雪』 金に汚く、たかることしか考えていない兄を煙たく思っている主人公。 兄が金を必要とする理由を知り、そこから人を愛する尊さを学ぶ。 あまりに兄がクズすぎてイライラした。 愛だからっていいのかここまで、というイライラが募り、感動にいたらず。 『御厨河岸の向こう』 不思議な力を持つ弟と姉の半生。 ストーリーは一番平坦だったけど姉弟の関係性の描き方が優しくてよかった。 『隠善資正の娘』 かつて妻を殺害され娘が行方不明となった主人公が、 娘が生きていれば同じ年頃の、妻とよく似た女を見つける。 時代劇的大団円。 どれも50ページ程度なのでサラサラと進む。 展開やオチはベタでどんでん返しや驚く仕掛けはないものの、じんわりしみるいい話。続きを読む
投稿日:2012.11.02
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