【感想】地の星―流転の海 第二部―

宮本輝 / 新潮文庫
(43件のレビュー)

総合評価:

平均 4.4
17
19
3
0
0

ブクログレビュー

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  • housoushi

    housoushi

    男と女みんなスケベ。スケベに始まりスケベで終わる。スケベが人生を狂わせる、そんなスケベ劇場に心震えます。人類が誕生してから何一つ変わってないんでしょうね。正に不◯倫は文化と言う世界。石田純一さんお元気でしょうか、神田正輝さんも心配です。

    正に課長島耕作ワールド。

    因みに昭和30年ごろの金沢大学が舞台になったシーン、もちろん城内キャンパス、学生時代の風景が目に浮かびました。

    まだまだ続きまっせ!(オモロー!
    続きを読む

    投稿日:2023.12.19

  • たつぼう

    たつぼう

    第一部に引き続き、一気に読んでしまった。
    主題がありすぎるんだけど、ごちゃごちゃしてない感じがすごい。次も楽しみ。

    投稿日:2023.12.14

  • dsukesan

    dsukesan

    人間の複雑さ、極まれり。ゴタゴタとした中で、徐々に熊吾が、房江の人物が立ち上がってくる。

    感動的な場面があったかと思うと、裏切る様に短絡的に動く熊吾。支離滅裂で、非常に賢いところと、非常に愚かなところと。様々な感情と側面が同じ人間の中に同居しており、そんな人間が集まって、すったもんだしている。

    いっ時の言動は、大事だが、それらは表層的なものであり、それらを生み出す性分、変えられない業が人間にはあるということか。

    作中で、宿命、環境、自分の中の姿を見せない核という、三つの敵について熊吾が考察するところが秀逸。人間の言動は、意識的なものだけでなく、これらによって影響制限を受けていることを、自覚することも、大切なのかもしれない。

    二巻に入り、ようやく読み慣れてきて、小説世界に段々と没入し始めている。様々な、教訓めいたエピソードが随所にでてくる。
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    投稿日:2023.09.10

  • taka00812

    taka00812

    この物語は愛媛県南宇和、城辺の熊吾の
    故郷での物語。伊佐男と言うならず者が
    小さい頃に怪我をさせられたらことを
    根に持ち嫌がらせをしたりする。
    所々熊吾の行動が可笑しくて笑ったり
    しました。この人の本は3冊目、
    面白かった
    続きを読む

    投稿日:2023.08.06

  • Jon Jon

    Jon Jon

    なぜかわからないけど、すごく話しに引き込まれる。すごく奥行きがあり、人物がいきいきとえがかいるからかなぁ。
    ただ、前巻に引き続いて主人公が、妻に暴力をふるうシーンだけは嫌な気分になる。

    投稿日:2023.07.08

  • Showji_S

    Showji_S

    宮本輝氏のご一家がモデルの大河小説第2部。妻子の健康のため、一度郷里に戻った松坂熊吾らを描く。第1部から続いている、戦争を弾劾する姿勢は胸を打つ。

    投稿日:2022.10.31

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