新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
鈴木謙介 / 講談社現代新書 (56件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
katotake
インターネットや世代間を題材にして書かれた作品。技術が進んだ現代社会の一面を捉えており考えさせられる内容。
投稿日:2018.11.23
ドドリアさん
記念すべきチャーリーの第一冊目。170ページほどの厚さしかないのに、内容は結構ねじ暮れて小難しく、読みごたえがあった。カーニヴァルという言葉を使うので、昨今の空虚な盛り上がりに情熱を傾けている人々の世…代を言っているのかと平たく考えてしまいましたが、現れる結果としてはそういう部分もあるけど、もっと人間の時代真理の深い部分をしっかりとつかんでいる奴でした。「反省的自己」と「再帰的自己」というあたり、そこからのアイデンティティの説明までがかなりしっくりいきました。ただカーニヴァルという表現の意図するとことはわかるけど、ニュアンスとしてもう少しうまい表現があるとありがたいと勝手に考えたりします。 よかったです。商業的に考えれば、この一冊の内容を引き延ばして、新書だったら3~4冊ぐらい書けそうなんだけどそうしないところはチャーリーの誠実さなんだろうなと思います。 17.4.18続きを読む
投稿日:2017.04.18
はろうぃん
祭りのネタになれば、右でも左でもいい 学校に甘える→会社に甘える(これが今は出来ない) 「やりたいこと」をめぐる躁(自己啓発)鬱(現実)ー分裂状態 監視社会ーアマゾンの予想
投稿日:2015.02.10
キじばと。。
フリーターやニートなどの若年層の労働問題、監視社会論、ネット上のコミュニケーションの問題を取り上げ、バウマンの言う「カーニヴァル型の近代」に向かう動向を読み取ろうとしています。 労働問題、監視社会論…、ネット上のコミュニケーションの問題と、いずれも大きなテーマについての著者自身の見方が示されているのですが、やや密度の濃い議論を詰め込みすぎのように感じました。 いちおう本書の結論は、ギデンズの言う「再帰的近代」が進み、あらゆるものごとが自己にとっての選択の対象となることで、さまざまな社会関係の中で自己に割り振られた「役割」を統合する「反省的な自我」が失われ、そのつどデータベースに問い合わせをおこなうことでアド・ホックな「自己」を作り上げるような振舞いが広く見られるようになったというもので、バウマンの「カーニヴァル」の概念を借りることで、そうした再帰的な自己のあり方を可能にしているメカニズムを解明しようとしていると、言うことができるように思います。続きを読む
投稿日:2014.11.20
nogu-t
古書店で見かけて購入。 10年後まで続いているテーマがたくさん。発売時に「カーニヴァル化」ってタイトルがなんか狙ってる感じがして、手を伸ばすのをやめてしまったことを後悔。
投稿日:2014.10.07
isseiabe
2ちゃんねるを中心とした「祭り」という現象から、現代社会をとらえている。 ちょっと話題があちこち発散するが、かねがねおかしいと感じる世の中の色んなことの解説の多くが納得出来る。 少し感覚がずれてい…ると感じる部分は著者との年齢差が原因か?(同業者だが、著者はまだ20代後半)続きを読む
投稿日:2014.09.15
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。