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佐藤賢一 / 集英社文庫 (13件のレビュー)
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zhize
・パスティーユ陥落が最大の見せ場なのだけど、物語はその前後が読みどころ。(巻末の解説が篠沢教授なのも感慨深い) ・ミラボー、ロベスピエール、デムーラン、目的は有るところまでは一致しているが、思惑は異な…っていて、そして、誰の思惑通りにも革命は進んでいないところが面白い。 ・自分の思惑を超えて流されながら自身の虚像が肥大化していくデムーラン、終盤ではミラボーにも転機が訪れそう。先が楽しみ。続きを読む
投稿日:2024.03.23
Στέφανος
解説:篠沢秀夫 グレーヴ広場◆略奪騒ぎ◆市政庁◆直談判◆武器をさがせ◆バスティーユ◆苛立ち◆走れ◆突入◆バリケード◆総決起◆援軍◆白旗◆革命か、暴動か◆誰の勝利か◆敗者◆革命なったというならば◆さらば…、貴族よ◆人権宣言◆王の拒否権◆新たな危機◆パレ・ロワイヤル再び◆なにかしないと◆女たちの理屈◆ヴェルサイユ行進◆珍客◆親切◆女たちの勝利◆絶望◆密使 著者:佐藤賢一(1968-、鶴岡市、小説家)続きを読む
投稿日:2019.04.07
うみ
一巻二巻と心地よく読めたので、三巻が待ち遠しかった。ミラボーからデムーランに主人公が映るのかと思いきや、デムーランは主人公たりえない。むしろ彼女に気圧されてるしwロベスピエールもおどおど塩飽なったけど…、主導権握るような感じはまだない…続きを読む
投稿日:2018.10.14
Hiroyuki
いよいよ革命は民衆をも巻き込んだ壮大で、後戻りのできないものへと変化していく。ヴェルサイユ行進の成功は、国王一家、そして議会をパリに引きずりだす。これらから先この革命はいかにとめるのかミラボー、しかし…歴史の結果からわかることはそれはかなわなかったこと。そしてロベスピエールが向かう先も… 革命が複雑化し、さまざまな想いが交錯していくようになり、これからが目が離せなくなる。続きを読む
投稿日:2016.05.08
macapu
ミラボーという人物がよくわかる3 革命が迷走してるので、少しだらけてしまうけど、バスティーユの場面は迫力満点
投稿日:2014.04.05
nozominbook
20131218読了。 知識不足により、どこまでが史実なのか判断できないのだが、大まかな流れは変わらないだろう。 ミラボーのずば抜けた洞察力と雄弁さに驚く。
投稿日:2013.12.19
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