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福澤徹三 / 角川ホラー文庫 (3件のレビュー)
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1月~12月まで、それぞれ異なる小噺12本。 短編、日常系はどうしても怪異が出るホラーより 人間によるサイコホラーになりがちなのか 「怪談歳時記」もそうしたものが多め。 ホラーとしては可もなく不可もな…い印象の本でした。続きを読む
投稿日:2013.05.25
るね
「怪談歳時記」というタイトルから「怪を訊く日々」や「怪(あやし)の標本」といった著者の怪談実話的なテイストを期待してしまいそうだが、怪談と呼べそうなのは3編ほど。残りはサイコホラーや不条理系の作品。 …「嗤う男」「怪談熱」の閉塞感や徒労感、焦燥といった、大人なら誰でも思い当たるような感覚を描いた作品も、これまたこの著者の味わいだと思う。 詳細はこちらに。 http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2012-02-23続きを読む
投稿日:2012.02.26
ao-neko
四季折々の恐怖が描かれたホラー短編集。季節感たっぷり、恐怖もたっぷり。どちらかといえば超常現象や幽霊よりも、現実のリアルな恐怖が描かれたものが多いと思いました。こういうほうが、実際怖いのかも? お気に…入りは「五月の陥穽」。このシチュエーションは想像するだけで、あまりに恐ろしいです。ひといきの方がずっとまし……。 「おどろ島」もいいなあ。きっと「ポドロ島」のオマージュかしら。続きを読む
投稿日:2011.12.10
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