【感想】ぼくの読書法(植草甚一スクラップ・ブック6)

植草甚一 / 晶文社
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ykikuchi

    ykikuchi

    "読書と古書巡りの楽しさがじわじわと伝わってくる。この方の現役時代を知らないことが悔やまれる。私が10歳の時にはお亡くなりになっているので、仕方がないか。
    本の購入スピードが速く、いったいいつそれらの本を読んでいるのか知りたくなる。

    洋書の話も多々登場。語学をたしなむことで、本の世界も大きく広がる。"
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    投稿日:2018.11.25

  • wakky

    wakky

    いやー植草先生は本当に良い文章を書かれます。他人がどう本を読もうが勝手にすればいいと世にあまねく読み方指南本に真っ向から喧嘩を挑みたいワタクシでございます。
    ですから、「読書法」などという名前のつく本はこの16ビットの脳みそからファミコン時代ドラクエのセーブデータ並に一瞬で忘れ去ってしまうのですが植草先生が書かれているという理由だけで購入してしまいました。
    しかし、さすが植草先生でございます。まず「ぼくの読書法」と言って威丈高に「こうすれば良い」なんてことは申しません。あくまで「自分はこうしている」と訥々と述べているだけでございます。というかこの「ぼくの読書法」というタイトルは間違っているのではないかとワタクシ密かに思う訳でございます。どちらかというと「ぼくの読書日記」ではないかと。
    なにせ植草先生が普段これこれの本を古本屋めぐりで見つけ、読み、「面白いなあこの本を見つけられて良かったなあこれだから古本屋めぐりは止められないなあ」と、つまりはそれだけの本だからでございます。
    であるからして、本文をお読みの皆様方に置かれましては植草先生の文章をただただ食後に嗜む一杯のお茶のように味わって頂くのが本書を読むにあたってワタクシから述べたいすべてでございます。
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    投稿日:2013.04.20

  • かとうゆういちろう

    かとうゆういちろう

    J・J植草甚一のエッセイ、特にこのスクラップブックシリーズは凄く好きで読んでいるとワクワクして、古本屋巡りして古本ハンティングしたり、jazzを聴きに行ったり、映画を観たり、その感想や詳細を記録したスクラップブックを作ったり、そんな非生産的なことに没頭したくなるのだけど、それはJ・J自身がそんな非生産的文化的生活をめちゃくちゃ楽しんでいるから。

    彼の人生というか生活それ自体が趣味を集めたスクラップブック的で、そんな彼のエッセイを集めたこの本も、そんな楽しみに満ちていて、金が無くても自分の心持ち次第でいくらでも楽しめるんだぜ、人生は。ってのを教えてくれている気がする。

    さてさて、この本、片手に神保町に繰り出してやろうか。
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    投稿日:2011.02.24

  • lib-yuki_event

    lib-yuki_event

    本こそわが世界。うまれたときから本の虫だった著者の、本とつきあう法。古本屋めぐりの日録から洋雑誌の買い方、ペーパーバック談義、めずらしい本や美しい本についての話題など、書物をめぐるエッセイ。76年刊の新装版。
    (「MARC」データベースより)

    資料番号:010819860
    請求記号:019/ウ
    形態:図書
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    投稿日:2008.10.24

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