【感想】カラー版 カメラは詩的な遊びなのだ。

田中長徳 / アスキー新書
(7件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • yoshitaka4729

    yoshitaka4729

    前著の 「カメラは知的な遊びなのだ」が凄く好きだったので今回も購入。カラー版で写真が随所に挿入されているので読んでいてとても楽しい。

    投稿日:2018.11.05

  • largeaslife

    largeaslife

    カメラのノウハウが書かれている本は多いが、本書は、あえてそこを狙わなかったとのこと。エッセイなので、さらっと読める。

    一瞬一瞬を、詩のように切り取ること、そんなことについて、氏独自の切り口が語られている。

    本書の写真は、PEN2で撮られたものだそうだ。
    (500円)

    [more]
    (目次)
    はじめに――写真が好きとかカメラが趣味とか、それらはもっぱら詩的精神の領域であるということ
    第一章 チョートク流 詩的カメラ生活の手引き
     未来に罠を仕掛けよう
     現在のカメラシーンを切り取ったら
     2010年の地殻変動
     「持つ楽しみ」があるカメラとは
     美智子様は昭和のカメラ女子
     マイクロフォーサーズとカメラ女子の相互作用
     たまご二個の幸せ
     生活に疲れているときこそ
     非難ごうごうのテレビドラマについて
     私的な写真のフォトポイントとは
     ヘルシンキ 散歩カメラ……
      スナップ1 カメラ・オブスクラ
      スナップ2 赤外線フィルム
      スナップ3 二重写し
      スナップ4 観光地
      スナップ5 偽ラスコーの壁画
      スナップ6 終点
      スナップ7 二日酔い
      スナップ8 電車の中
      スナップ9 キンダーヴァーゲン
     子どもの運動会を撮ってはいけない
     63年の隔たりを超えて
     写真の極意は金魚すくいに通じる
     〔コラム〕家庭内写真機監視警察

    第二章 チョートクの居酒屋的カメラ談義
    ? カメラを買う、その前に
     カメラの正しい選び方とは
     「今年最大の話題作!」のトリック
     カメラ専門誌の問題点
     「が」と「も」の違い
     デジタルカメラの広告はなぜつまらないか?
     日本の幼稚なブランド戦略
     最低のカメラ
     〔コラム〕自分だけの、この一台

    ? 銀塩カメラの愉しみ
     すべてが消費財の時代に
     「ライフスタイル」とは何なのか?
     「これは苦労しました」の喜び

    ? カメラ・工業デザイン論
     ライカのデザインには探究心がない?!
     ジョブズとiphoneとライカ
     デジタルカメラの最大の敵はスマートフォンである
     デザインと物語
     どれだけのスピリットを秘めているか
     合うデザイン、合わないデザイン
     〔コラム〕壊れるのがうれしい

    ? デジタルムービーデビュー
     チョートク デジタル動画に目覚める
     デジタルになって変わったこと
     どうせタダなんだから
     物事の本質は、最初の15秒
     〔コラム〕写真と絵心

    第三章 チョートク流 詩的カメラ生活を快適にするノウハウ 七カ条
     その一 遺影はサーバーに置いておけ!
     その二 RAWモードは必要ない!
     その三 逆光補正も必要ない!
     その四 ストロボはオフにしろ!
     その五 レンズを選べ!
     その六 メモリーは出すな!
     その七 プリントはするな!

    おわりに――スカイツリーの成長記録は「ライフワーク」である
    続きを読む

    投稿日:2018.10.12

  • あるふれっと

    あるふれっと

    詩的、というタイトルにひかれて、手に取ってみたが、何かの後編だったみたい。詩という要素をもって強めに全面に出してほしかった。カメラの魅力を渇くように知りたくて手に取ったが、あまり流れ込んでこなかった。

    投稿日:2017.02.13

  • YAJ

    YAJ

    このレビューはネタバレを含みます

    「知的な~」の続編というか、著者もあとがきで書いているように「二匹目のどぜう」を狙っての一冊。前著より、技術的なことより、写真と向き合う精神的なことを書いているようで、初心者としては楽しい一冊だった。 40年以上もカメラと付き合ってきた大ベテランなだけに、銀塩フィルムへのこだわりが垣間見えるけど、マイクロフォーサーズ登場(これを“地殻変動”と言ってるのがおかしい)以降のデジタルカメラ情勢も、決して否定的に見ていないところがいい。余裕ある大人の視点。

    機能、スペックの詰め込みの昨今の風潮に苦言を呈し、メーカーの努力不足は、“ライフスタイルの提案”の欠如だという点は、非常に納得がいく。要は、なにごとも「過ぎたるは」の精神ってことか。 “持つ楽しみ”を感じさせないカメラは良くないというのも賛同。 今年、1台新調したけど、ライフスタイルに合わせて、携帯のしやすさを重視した判断も間違いなかったな、と思えた。

    安倍公房の写真がつまらないと書いている箇所も面白かった。彼の写真は“文章に引き直せる”とある。要は、説明的なんだろうな。片や、沢木耕太郎の写真(写真集『天涯』)を「世界の何だかわからないものを、そのままつかみ出している」と絶賛している。 感性なんだろうし、画面から余分を引き算していくことの大切さなのかな、と。ここにも氏の“過ぎたるは”の思いが出ているのかもしれない。 『天涯』、見てみたい。

    いろんな意味で、面白おかしく読めた1冊、いや、「知的」「詩的」合わせて2冊。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2014.10.09

  • hayashi001

    hayashi001

    デジカメ遊び指南書。
    そしてライカ布教の一冊。
    すでにやっていた事がいくつか書かれており、同じような趣味を持っているんだなあと思いながら読みました。

    フィルムカメラをまたやってみようかと思わされる本でした。続きを読む

    投稿日:2011.06.15

  • hisa-i

    hisa-i

    著者はそのスジで知られたライカオヤジ。が、この本はライカの話はちょっとで、最近流行りのマイクロフォーサーズ機を中心に語っている。相当に気にいったようで、それが伝わる1冊。前著よりタメになる。

    投稿日:2010.11.08

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