【感想】市民のための裁判入門

井上薫 / PHP新書
(1件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • あゆみ

    あゆみ

    ついに始まった裁判員制度。
    裁判とは何か、という初歩的な視点から
    裁判、そして裁判員制度を切り込む本。

    裁判についての知識ゼロでもすんなり読めます。
    憲法とは何か~というところからスタートし、
    裁判の「知らなかった!」という仕組みや
    裁判員制度の問題点まで
    幅広くカバーしてあり、とても読みやすい!
    新書の割にはすらすらすらすら~っと読めちゃいます。

    なんてったって、著者は元裁判官。
    そりゃ内情も全部知ってるわ。
    元裁判官だから知っていることが面白い。
    「裁判官の独立」について書かれている部分が特に。
    裁判官って法律のみに縛られているのかと思いきや、
    最高裁の人事や最高裁の判例などなど
    いろんなものに縛られているんだなぁと。

    ただ、ちょっとこの本過激w
    特に5章後半部分(判決文の蛇足について)と
    6章(裁判員制度について)。
    思いっきり批判してます。はい。
    続きを読む

    投稿日:2009.10.24

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