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岩井志麻子 / 角川ホラー文庫 (11件のレビュー)
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くまぼぼ
様々な嘘をテーマに集められた現代百物語。お化けが出てくるという意味の怖さではなく、そこはかとなく引っかかる怖さ。 この本からシリーズにはまってしまい、しばらく聞き続けることに。
投稿日:2016.09.28
ニャーテン
意味不明な言動や目的の分からない厭な目に遭う話が続く。眉をひそめて読んでいたら、「私にとって幽霊と男は同じ。大好きだけれど信じてない」って著者の言葉が不意にスッと入り込んできた。胸につかえていたものが…下りて束の間気持ちが和む。続きを読む
投稿日:2016.07.08
虹雲
2ページで一話、簡潔にしておもしろいため気負いなく読める。 なんて思ってるとゾクリとするほど怖い話が時折登場する。 どの話を怖く感じるかは、生い立ちや環境などで人それぞれだろう。 それに、現状も。 … 私の現状だと、生き霊の話が一番怖かった。続きを読む
投稿日:2014.12.14
yapoona
怖い話が好きだ。 ぞっとする話も好物。 そして常々思うのが、幽霊よりも、生身の人間のほうがオカルトでホラーだったりする。 この本は、あらためてそう実感させてくれた。 お風呂で汗をかきながら読み切った。…見開きのページで1話となっており、ちょびちょび読むにはちょうど良い。 さて内容。さまざまな人物が顔を出す。正直、奇天烈・奇怪てんこもりの迷惑系な輩ばかりだが、まったくの他人事だから「へえ」と楽しめた。とはいえ、わたしの身の回りにも、本に登場する方々に質が近い人たちがいる。でもあえて思い出さないようにしよう。 距離が平穏の鍵を握ることもあるのだ。続きを読む
投稿日:2012.04.24
寝不足男
著者が耳にした現代で起こる、日常のホラー 「電話の後ろにいるのは?」 「R子さんとV美さん」ほか、霊感、狂人、風俗、それぞれに関係するホラーの話が百篇、かなりよかったです
投稿日:2012.03.01
敦子
類友、なのかな。。? この本自体が本当なの?と思う。本当だったら気の毒な方だし、嘘だったら、イヤな方だ。 時々、発作的にこの手の本が読みたくなるが.....結局、買ったことを後悔するんだよなぁ.…...最後まで読んでしまったが。 1話目が特にイヤ!だったので、ビリリ、と破ってから読み進めた。 読了。そして、さようなら。 手元に残して置きたい本ではないし、古書店に持っていくものでも無いな。続きを読む
投稿日:2012.02.13
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