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菅原正二 / 講談社+α文庫 (3件のレビュー)
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bistarai@サイクリスト&ブロガー
季刊ステレオサウンド誌に1988~92年に連載された『ぼくとジムランと酒とバラの日々』を書籍化。 「音楽は見るもの。絵は聴くもの」 ジャズ喫茶は、それが商売だし売り物とは言え、1人のジャズファン、オー…ディオマニアのこだわりがここにある。続きを読む
投稿日:2022.06.21
深川ふらふら遊覧記
カウント・ベイシーとジャズへの愛にあふれる一冊です。好きなことを人目も気にせず人並以上に打ち込んでいれば、何とか楽しく生きていける、という人生のようです。
投稿日:2013.04.21
wakky
このレビューはネタバレを含みます
三省堂神保町本店にはエスプレッソブックマシンという機械がございまして、これ、注文した本がその場で10分くらいで出来上がってしまうという恐るべきオンデマンド製本マシンなのでございます。 導入されたのは、何年か前で、結局、日本では広まっていないようですが、僕はこれから有望な機械だと思うのです。まあ、ちょっと高いのが玉に瑕なのですが。それを見学しに行ったついでに作ってもらったのが本書でございます。 日本国内初!これが「エスプレッソ・ブック・マシーン」 絶版本も刷れる そんな本書ですが、なんと絶版本でも刷れます。刷れる本は三省堂さんの方で管理されてるようですが、無くなるには惜しい本だけど大量印刷できない本などに適しているかもと思うのです。欲しいけど電子書籍はちょっとなあ…というニーズにマッチしてると思うのです。なんで広まらないかなあ。 オーディオマニア ジャズがほんのり聞きかじる程度に好きなので、気になった本書ですが、読んでみると…アレ?これオーディオ好き向けの本? ジャズ好き向けの本かと思ったのですが、読んでみると季刊「ステレオサウンド」の連載を書籍化したものだそうで…思いつきで買うの良くないですね。まあ面白かったから良いのですけどね。 深すぎるぜ!オーディオの世界 で、仕方なく読んでみたのですが、これがなかなか面白い! オーディオの知識など「え?BOSEってのが良いとこなんでしょ?」くらいに皆無なのですが、いやー読ませる読ませる。本人が楽しんで店をやってるのが分かって読んでるこっちも楽しくなってくるのです。好きこそ物の上手なれってな感じです。 好きこそ物の上手なれ そうそう「好きこそ物の上手なれ」と言えば、著者は好きだ好きだと言って行動しているうちに店まで持つことになるのですが、その上、ジャズ奏者で店名の由来でもあるカウント・ベイシーの知り合いでもあったりするのです!これは凄い! 「趣味は仕事にすべきではない」なんて言葉がありますが、おかしな事を言うものです。好きなことだからこそやれることがあるでしょうに。まあ「仕事」としてお金を念頭に置くと変わってしまうものがあって、それが嫌な人は多いのでしょうが。僕はその考えには与しません。だって、一日の大半が仕事なんだから楽しい方が、好きな方が良いに決まってるからです。 おっちゃんの酒飲みトーク 本書は、そんな好きを仕事にした著者がオーディオやら音楽やらお酒やらにまみれた日記を公開しているようなものです。おっちゃんが居酒屋で語りそうな話です。まあ、こんな話でしたらいくらでも聞きたいのですが 笑 オーディオ好きにもエッセイ好きにもオススメできる読ませる一冊でした。
投稿日:2012.07.26
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