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吉本隆明 / 講談社文芸文庫 (8件のレビュー)
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setsusan3
このレビューはネタバレを含みます
最後に載っている「転位のための十篇」でやっと読書となった。それまでは文章の隙間に居る暗号のような(僕の学力不足による)思想を感じるに留まった。ある一文に目が留まっても、なぜ留まってるのかはさっぱりみたいな。 「転位のための十篇」は、戦後になって失ったものがあるのにへらへらとしているのか、わたしはわたしを持って今を絶対に把握しながら生きていく、というようなつよい思想を受け取ることができた。 荒地派という言葉が読みながら浮かんだが、どれくらい関係があるのだろう。解説にはちらと荒地派についての言及もあった。 ちひさな群れへの挨拶とメモした。今改めて頁をめくったら、一行目からオッというような気持ちになった。資料室に返すまでにこの詩はもう一度読もう。
投稿日:2022.05.25
ニーチェ
17の青年の私には深く刺さる作品だった。考えることを諦めないで、一人の自立した人として生きていこうと思う。
投稿日:2022.04.03
I.M.O.
ほー、難しいもん読んでるね。 喫茶店でココア片手に本書をめくっているとマスターに声をかけられた。 常連さんも反応して、あー吉本リュウメイ。有名だよね。懐かしいもんだ。とアクリル板の向こうでつぶやいた。… 難しくて読めなかった。なに云ってるかわからん。と両者苦々しげに語っておられたが、わたしもようようわからない。ただ、わからないなりに、たまにピンとくる節があるから読んでいる。歳を重ねたらもっと別の読み方ができるのではとおもっている。 ちなみにリュウメイではなくタカアキ。続きを読む
投稿日:2021.11.11
Soma Oishi (大石宗磨)
吉本隆明初期詩集 (講談社文芸文庫) (和書)2009年08月10日 15:15 吉本 隆明 講談社 1992年10月 「廃人の歌」の全編を読むことができて満足です。「マチウ書試論」を読んでみたい…。続きを読む
投稿日:2020.09.25
べあべあべあ
十代の時に出会っていたらなぁと思う。 背伸びしてがんばって理解しようとあがいて、わかったと勘違いし、そして十年後二十年後に、いや、まだまだ分かってなかったね、とニヤリとしたかった。
投稿日:2012.05.05
H.Sato
おまえはどこにでも神様を見つけ出す。明るい陽の光も、鳥たちの歌も、おまえには神様と同じなのだ。お前はいつでも楽しさを見つけ出す。何という幸せだろう。それに比べて僕は苦しさの底やそのうとする瞬間にしか神…を見出さない。何と言う不幸だろう。 はたして現在の僕の安らぎは真実の安らぎなのだろうか。僕の暗い歩みはもう過ぎ去ったのだろうか。 すべては過ぎ去った おまえの孤独を除いては すべては変わっていった 屈託のない不幸の方へ。 いためられた孤立 おかれた均衡のいただきで燃える 炎のまた炎 いつからか不安がなくなって そこでおまへは出会ったのだ もう死ぬばかりであった 孤独な魂のひとりだ! ぼくの思想にゆきつくはてがない。ぼくの思想にシステムはない。続きを読む
投稿日:2010.10.03
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