【感想】三毛猫ホームズの駈落ち

赤川次郎 / 角川文庫
(17件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
2
6
7
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • り

    このレビューはネタバレを含みます

    シリーズ第5作。
    ロミオとジュリエットを下書きに、全く異なる魅力と謎が渦巻く物語。ある2つの因縁の家族から殺人や未遂が続き、誰が何の目的でやったのか解き明かしていく。

    片岡義太郎の酷さと、三浦晴美・片岡令子の気の毒さが際立った。
    赤ちゃんを救ったホームズにも怪我がなくて良かった!

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.10.29

  • ponまま

    ponまま

    若いころに何回読んだか覚えてないくらい読んでた三毛猫ホームズシリーズ

    片山さんいい味だしてる
    覚えているはずなのに、要所要所でクスリと笑ってしまう。

    もちろんミステリーとしても面白いけど
    キャラクター愛がありすぎて

    またほかのシリーズも再読しよう!
    続きを読む

    投稿日:2022.01.18

  • ぱぱいや33

    ぱぱいや33

    このレビューはネタバレを含みます

    最初のプロローグはまた片山達の夢の話かと思ったら、別の義太郎と晴美の話だった。しかし、17と14で駆落ちだなんて、そりゃうまくいかないよ。別の人と結婚することもあるわな。しかし、今回も大量に人が死ぬ話だった。しかし14で学校も行かず、こんな人生を送るとは。小説だけど。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.02.11

  • りゅ〜いち

    りゅ〜いち

    大富豪・片山家と山波家は先祖代々伝統的に【?】犬猿の仲が続いていた。片山家の長男義太郎と山波家の長女晴美が駈落ちするに至り、事態は益々紛糾した。それから十二年--。

    投稿日:2016.04.03

  • 出雲一寸

    出雲一寸

    読書録「三毛猫ホームズの駈落ち」3

    著者 赤川次郎
    出版 角川文庫

    P71より引用
    “人の災難を見ても、手助けするより無関心でいたいのだろ
    う。ーーー考えようによってはなにより恐ろしいことである。

     目次から抜粋引用
    “間違い続き
     目には目を
     あらし
     おわりよければ総てよし”

     警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
    族を主人公とした、長編ミステリー小説。人気シリーズ第三弾。
     雨の夜、若い男女が手を取り合って走っていた。追っ手から必
    死に逃げる二人は、濁流に飛び込むのだった…。

     上記の引用は、とある人物が東京に出て来た場面での一文。
    うっかり手助けをしに行くと、八つ当たりで有りもしない責任を
    押しつけられる可能性を考えたら、無関心であることを責めるの
    も難しいような気がします。便利な生活はいいものでしょうが、
    何をするかわからない人達に囲まれて過ごす毎日というのは…。
     どんなにお金を持っていても、使い道がわからないのなら仕方
    ありません。いがみ合いに使うのならば、無い方がいいくらいで
    しょうか。

    ーーーーー
    続きを読む

    投稿日:2014.02.19

  • mogmogchobitan

    mogmogchobitan

    三毛猫ホームズシリーズ5(=^ェ^=)巻末の解説を読んで改めて古い作品なんだなと感じた(^-^;時代を経ても色褪せないっていうのはすごいね=^・ω・^=駆け落ちは現代版ロミジュリ的なストーリーになっている。現実的な展開、ラストになっているのが面白かった。他の作品に比べて展開うろ覚えだった( ̄▽ ̄;)ダブル義太郎&晴美が出てくるインパクトが強かったのかな。石津刑事と晴美の仲が少し進展する一冊。続きを読む

    投稿日:2014.01.22

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。