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宮本雅史 / 角川文庫 (3件のレビュー)
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haruyato
電車の中で読んでいて不覚にも涙が出そうになりましたがな。子供の難病の話なんて三児の父に耐えられる訳が無いのです。独身の時は好きだった天童荒太だって最早読めない身の上なのですから。 基本我が家は病気にな…った際は保険適用外なら諦める、ということで合意しているのですが実際に子供の上に起こったらどうなることやら。続きを読む
投稿日:2015.01.23
basshi1012
このレビューはネタバレを含みます
長野県にある県立子ども病院で病気と闘う子どもたちの物語。 子どもであるがゆえに、曇りの無い純粋な眼で自分の生命、人生、家族を見つめている。彼らの言葉は、かつて子どもだった私たちが忘れてしまった大切な事を教えてくれている。 もっとも心に残ったのは、小学校三年生の川崎弘君が退院前に、院内学級でお世話になったボランティアの女性に宛てて送ったメッセージだ。 「○○さんこんにちは おちこんで、おちこんで、 やっとその先が見えて来るから 人っていいんですよ」 筆者は元新聞記者で、文章も新聞記事っぽさが滲み出ている。そこにちょっと疎ましさを感じてしまったため、星4つ。
投稿日:2011.08.26
takec
感動の詩画集「電池が切れるまで」の補足資料的内容。 ジャーナリストが家族や医師,教師たちの感情を綴っている。 そこから浮かび上がる病気と闘う子どもたちの懸命な姿。 印象的な詩「命」を書いた子の生…い立ちから闘病生活など…。 感動せずにはいられない。 しかし,子どもたちの生の声である詩画に比べ,衝撃は小さい。 情報として見て,同情してしまう面が強くなるかもしれない。続きを読む
投稿日:2008.01.11
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