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多田文明 / 彩図社 (25件のレビュー)
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本好きの社長
同著者の「なぜ、詐欺師の話に耳を傾けてしまうのか?」が面白く、こちらも読了。 内容は前著と似ていて、著者の潜入取材が主となる。 前著と被るエピソードもあったが、楽しく読めた。
投稿日:2022.08.29
mysterymanbo
キャッチセールス評論家という肩書通り、筆者は巷に溢れる怪しげな勧誘を断わらず、いやむしろ積極的に誘われて、自らの体を張っての潜入ルポです。章立てとしては20あるが、その中で明らかに筆者が涙をのんだ勧誘…が2つありました。無料携帯端末(第4章)と芸能事務所(第20章)で、「人の不幸は蜜の味」でこちらの方が面白く読めました。もちろん、勧誘された時の対処方も書かれています。さらに文庫本では、「頭の回転がよくなるテープ」の会社(第7章)から本書の内容が名誉毀損にあたると出版差止めと損害賠償請求訴訟を起こされた顛末記もありお得(?)です。続きを読む
投稿日:2022.06.09
ネク
無駄に自分の情報を渡さない 即決しない 他人に相談する だいたい上記を守っていれば怪しいキャッチに引っかかることはないが、あえてそのタブーを冒して相手の懐に踏み込んで行くスタイルは面白かった だが…それぞれのエピソードの内容が薄く目新しいことは書いてなかった 続きを読む
投稿日:2021.03.02
Rocketman3
キャッチセールスについてのルポルタージュ。なかなかおもしろかった。街には数々のキケンが待ち構えているのだ。いろんなキャッチのパターンが書かれているので読んでおくといざという時に役に立つかも。
投稿日:2018.10.15
yajjj
キャッチセールスの勧誘に乗ってしまうとどうなるのかを体当たり取材した本。東京は怖い...と不安を抱えている人や強引なセールスに弱い人は事前に知っておくことで自己防衛の参考になる。学生時代暇つぶしにテレ…アポにのって事務所に話を聞きに行ったりインチキ系のネットワークビジネスの勧誘の話をファミレスで数時間聞いたりして社会勉強してきた自分にとって驚きはなかった。むしろ、それは単なる手法に関する知識に限らず、人間の弱さ、ズルさ、悲しさをまざまざと見せつけられる強烈な体験だったので、読んでいるうちにしばしそれを思い出した。 (因みに興味のあるそぶりで色々な手口を見せてもらいながら何一つ買ったことはないのでこの著者の方が深いところまで行ってる)続きを読む
投稿日:2018.10.09
ればぁ
20180523読了 2005年発行。悪質なキャッチセールスにのったらどうなるのか身をもって試してみた記録。無料エステ、自己啓発セミナー、頭の回転が速くなるテープ、手相をみせてほしい、福祉系の募金活動… などなど。ついていった先には、やっぱりね、というパターンでしつこい勧誘。不安を煽られて脅されて、気の弱い人は餌食になるんだろう。結局、声をかけられた時点で関わらないのが最善。●この本にでてくる絵の展示即売会、一時期よく開催されており、絵を見たくて行ったことがある。受付で、職業を書かされ収入のあるなしで色分けシールを服に貼られるシステムだと気づき、しつこい売りつけを警戒して当時は社会人だったにもかかわらずお金のない学生を偽って入場した。シールの色を見た販売員はまったく寄り付かず、大変快適に絵を鑑賞でき、よい思い出です。続きを読む
投稿日:2018.05.23
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