【感想】俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる16

裕時悠示, るろお / GA文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
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ブクログレビュー

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  • キじばと。。

    キじばと。。

    推薦入試を受けることのできなかった鋭太は、一般入試での合格をめざしますが、そんな彼に周囲の人びとは冷たいまなざしを向けるようになります。そんな彼に手をさしのべ、理解者として振る舞ったのが、親友のカオルでした。カオルが、鋭太が試験を受けることができなかった理由を明かしたことで、鋭太への批判的なまなざしは消え去ります。やがて鋭太は、カオルの秘められた想いを知ることになります。

    その一方、真涼は学校にすがたを見せず、鋭太は不安をおぼえます。そんな鋭太の前に、真涼の父親である亮爾が現われ、真涼はアメリカへ旅立ったと告げます。鋭太が受験を投げ打ってでも事故に遭った少女の命を救おうとした、ほんとうの理由を察知した真涼は、彼が医学部に合格できるように父親の協力を求めるとともに、鋭太の前からすがたを消すことを決意したというのです。そのことを知った鋭太は、千和たち「自演乙」のメンバーや、真那たちの協力を得て、真涼の居場所を突き止め、彼女のもとへ向かいます。

    カオルの暴走によって引き起こされた事件はこの巻で終わりを迎え、次の巻で鋭太と真涼の関係が行き着く結末を見届けて締めくくりということになるのでしょうか。
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    投稿日:2023.05.12

  • ebshi1004

    ebshi1004

    【ようやくかつての自分らしさを取り戻せた、後は全員救うだけ】

    受験失敗で周囲の信用が失墜した鋭太は、行方をくらました真涼を捜索する中、長年抱えていたカオルの真実が顕になる物語。

    人にはそれぞれ正義があるように、ハーレムにも正義がある。
    その正義とは鋭太の元に集う自演乙のメンバーが誰一人欠ける事なく幸せになる事。
    周囲の期待に翻弄され自分らしさを見失っていた鋭太はようやく己を取り戻す。
    今更常識に縛られる事無く、性の問題で悩むカオルも家の問題で悩む真涼も全員救う。

    馬鹿の考え、休むに似たり。ならば行動あるのみだからだ。
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    投稿日:2022.06.11

  • blackkitty

    blackkitty

    このレビューはネタバレを含みます

    #0
    鋭太と真涼は「事後」も覚悟したけど、違ったみたい。
    P38 真涼の学校欠席。真涼の意思か否か。編集会議も欠席の理由が納得いかない。
    #5
    鋭太のビンタで千和の頬にあとがあるはずなのに、真涼パパはスルーってこと?
    「奨学金」はいいけど、贈与税があるので足りないのですが?
    #6
    カオルの真相
    #7
    内緒でスカート貸与の依頼をカオルから受けるあーちゃんの度量が超小学生級。
    P170 真涼救出の渡米旅費。経費で建て替え、からの真涼に出させる。これを「勇者とお姫様じゃない」とするのは好き。
    P179 千和が完治?なら、剣道できるよね?
    #9
    軟禁中の真涼。カオルにリモートで「鋭太が好きって言え」を最後まで拒否。
    P227 カオルにむりやり男子制服を着せられた姫香。脱がさないと着せられないので、一線を超えた強制わいせつ。
    P248 裏表紙にあった、鋭太が自分を取り戻すのがここ。良し悪しの判断は保留です。
    P275 契約で弁護士じゃなくて、司法書士というのはなんで?登記関係なら弁護士でもできるというか、司法書士ができて弁護士ができない業務はないはずなのに、なんで金に余裕のある夏川が司法書士なのか不明。
    P292 千和が護身用警棒。もう、持ってるだけでも犯罪なのに、使った。先のクレジットカードといい、犯罪はまずくね?
    P309 高額迷彩 光学迷彩のまちがいなのか、ママなのか?
    P321 軟禁されたホテルを買収してアンロックのアイデアはいいけど、仕組みがよくわからん。

    ※原本は♯だけど、#にしています

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    投稿日:2022.05.10

  • 社会人ぜいこみ

    社会人ぜいこみ

    「主人公に理解のある親友」ポジションであり続けることに限界を感じ、ついに暴発してしまったカオル。はっきりとしなかった彼の秘密にも踏み込み、登場人物たちの関係性が大きく動く巻です。
    しばらく新刊が出なかった本シリーズですが、刊行ペースが戻った数巻前からは質・量ともにグレードアップしています。物語の終わりが作者の側から明言されており、「丁寧にたたみに来ている!」と感じさせます。

    さて今回は、「恋愛アンチ」として人の心に名前をつけられることを嫌う主人公の言動に心を動かされました。私のような心理学徒は、常に人の心に名前をつけ、その名前によって説明したがるところがあります。それじゃあうまく収まらないものもある。名付けされないからこそ、しっくりくるものもある。そうなのかもしれない、と考えさせられました。
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    投稿日:2021.03.25

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