【感想】遮断 警視庁失踪課・高城賢吾

堂場瞬一 / 中公文庫
(41件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
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15
24
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1

ブクログレビュー

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  • kipper

    kipper

    このレビューはネタバレを含みます

    【警視庁失踪課シリーズ第7作目】
    失踪課の舞の父親、厚労省官僚の六条恒美が失踪する。
    だが、なぜか舞の母親は捜査に非協力的。何か隠している。シリーズ3作目の大学理事長の時と事件の雰囲気が似ている。
    前作ではやる気のなかった真弓だが、失踪課のメンバーの家族の事件ということで、久々にやる気を見せている。
    ただ、法月の代わりに入ってきた田口がまったく役に立たない。でも舞同様に、事件の糸口のきっかけになるのを手繰り寄せる。

    父親は官僚で政治を見てきたからこそ、政治家になって日本を変えたいと準備をすすめ、その裏で母親が脱税を行い、それを知らなかった舞。
    父親は無事だったが、何か悲しい終わり。この事件では、刑事らしい顔をみせた舞が、警察をやめてしまったのも悲しい。
    捜査もせず、定時で帰る舞だったが、今までの失踪者のデータ入力は完璧で、だからこそ、舞は事件の糸口のきっかけを高城に与えることができていた。

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    投稿日:2023.05.22

  • momonohanabira

    momonohanabira

    部下である六条舞の父親が失踪。今回は舞自身の家族が関わる事件なだけに、いつもの様なやる気のない喋り方でないのが新鮮。この事件をきっかけに刑事としてね自覚が芽生え、次のシリーズから頼もしくなるのか?と思ったら、違った。ちょっと残念な結末。続きを読む

    投稿日:2021.02.07

  • lalamama1

    lalamama1

    このレビューはネタバレを含みます

    部下の父親が失踪し身代金の要求から誘拐事件に発展してしまいます。そんな中、ふらりと自宅に戻ってくるものの、国会議員に立候補する予定と絡み事件の真相はいったいどこに?主人公高城の娘の失踪事件、高城自身がようやく向き合う決心がついたのか、少しずつ捜査を再開させ始めます。高城の心情がなんとも切なく胸を締め付けられます。

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    投稿日:2020.10.26

  • キョウヘイ

    キョウヘイ

    何年かぶりに高城賢吾シリーズ。いろいろ思い出しながら読む。まあいつもの堂場瞬一。六条舞が辞めちゃうの残念だろー。

    投稿日:2020.09.04

  • meibin

    meibin

    3.5 失踪課シリーズ。今回は政治家転身を目指す官僚の失踪の話し。様々なサイドストーリーと共に事件は佳境に。

    投稿日:2019.03.08

  • sarubobo-papa

    sarubobo-papa

    警視庁失踪課・高城賢吾 シリーズ第7弾。

    室長・阿比留真弓はやる気を取り戻し、高城は行方不明になっている綾奈の捜査を独自にはじめる失踪課。

    厚生労働省官僚で六条舞の父・恒美が行方不明となり、失踪課に捜査依頼が。

    時を同じくして、IT企業NSワールドに派遣されてきたインド人技術者が失踪し、人員不足の失踪課は、曲者新メンバーの田口をやむなく捜査担当にする。

    恒美の失踪は身代金誘拐事件に発展するも、恒美本人が突然帰宅し、黙秘を続けてしまう。

    捜査の過程で選挙を控えていたことが分かるが、失踪した原因が見えてこない。

    インド人失踪との関係は?

    失踪の本当の理由とは!?


    今回は、六条舞の家族が中心となります。

    アナザーフェイスの大友鉄や鳴沢シリーズの検事・城戸南なども登場します。

    全体的に間延び感は否めない。

    でも綾奈の行方が気になる。
    続きを読む

    投稿日:2018.11.15

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