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山田詠美 / 幻冬舎文庫 (36件のレビュー)
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さつまいも
これか、色彩の息子が一番すきかも。 多分中高で江國香織さんや川上弘美さんとかにハマってた時期に古本屋で見つけ出して読んだ。
投稿日:2023.05.21
マツイケンジ
ようやく分かった。僕は、山田詠美的な格好良さが苦手だ。多分、そういったら、山田詠美に「あなたは選ぶ側じゃない。選ばれる側よ」とか言われそうだ。遠くで眺めて満たされる「かっこよさ」なんだろうな。向き合っ…たら、逃げると思う。続きを読む
投稿日:2023.04.21
サスケ改
いきなりだが、性行為を中心とする、男女の性の有り様について、品格と機知を伴って、9編は描かれる。ただし1人称小説が多い。 山田詠美を「短編小説の名手」と評価する、評論家が現れたことも肯ける。 黒…人男性との性行為を描いて出発したイメージの強い、山田詠美の作家としての成長を読む思いである。ネタバレを書いていられないので、関心を持つ方へはご1読を薦める。もっとも、もっと荒々しい世界を描き続ける作品を期待する、僕もいた。 彼女を見直して、後期の小説をもっと読みたい思いがする。続きを読む
投稿日:2019.07.07
ちー
はじめて読んだ山田詠美さんの本。 描かれているのは恋愛と罪の意識。 どれも都会っぽいおしゃれさとロマンチックさが詰め込まれているかんじがして、なるほどこれが山田詠美かと思いました。笑 歯が浮くような…セリフを堂々と言う登場人物にすこしドキドキしたり(外国っぽい!)泣きそうになる切ないお話もあったり。 特に忘れられないのは「熱いジャズの焼き菓子」と「瞳の致死量」 ダントツで好きだった。続きを読む
投稿日:2018.03.06
meg0130
1番刺さったのはあとがき。 「人との関係を作って行く時、必ず、後悔という事態に遭遇する。」 泣いたのは、最後の資料。 憧れたのはマグネットの由美子。 好きなのはYO-YOの門田くん。 しかし、性格…的に近いのはアイロンの私かしら。 (電車で何かが起きたことは無いけれど)続きを読む
投稿日:2014.09.02
裏もちょこ
10年前の作品と思えないぐらい、今の時代の若者にマッチしてると思う。 罪を犯さない人っていうのは、現実問題いないような気がする。 日常生活の中で、罪は日常と非日常の間にあるような気がして、私も日常…を生きるのに疲れたとき、日常を憎んでしまったとき、罪にぶつかってしまうんではないかっていうのはある。 罪についての短編集と最後のお話は義理の弟さんが病で死んでしまったことで描かれた短編集です。 あとがきもハッとさせられました。 大満足です。続きを読む
投稿日:2014.03.01
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