【感想】統計数字を疑う~なぜ実感とズレるのか?~

門倉貴史 / 光文社新書
(50件のレビュー)

総合評価:

平均 3.2
1
18
18
7
1

ブクログレビュー

"powered by"

  • ひろ

    ひろ

    経済統計や平均寿命など、サンプリングや調査の前提条件に思いを巡らすと、確かに様々な制約が課され、その結果実態と多少なりとも乖離してしまうことが起こるということを気に留めておきたい。

    投稿日:2023.05.19

  • レモン

    レモン

     著者自身も言っていたが、途中難しくてかなり読み飛ばした。テレビでの印象と違って、かなり固い文章を書かれる人だ。
     様々な調査機関で発表される統計は、色々なバイアスがかかっている、またはバイアスを考慮されていないものや、定義が途中で変わっているものがあるとのこと。交通事故や犯罪の検挙率の実態が興味深かった。2011年発刊のため、経済効果の章で冬ソナについて述べられていたのが、何とも懐かしかった。続きを読む

    投稿日:2022.02.03

  • かずきち

    かずきち

    平均、通説、経済効果に疑いの目を持つことが大事。なぜならば、統計上の数字が本当に正しく現状を示しているとは限らないから。何を分母にしているのか、どうやって調査をしているのか、何をもってその数字を出しているのか確認するべし。続きを読む

    投稿日:2022.01.31

  • hy343

    hy343

    ウチの業界では、作為や偽装まではともかく、意図的に都合の悪い情報は軽く扱ったり(割愛するとか)、たまたま入手できた情報だけからストーリーを組み立てたり、結局は“ひらめき”(クライアントのツルの一声とか)で結論が語られたり、ということが日常チャメシ事である。

    だがそれは一概にインチキだろうか。

    統計を見る目的がそもそもプレゼン対策だったり、時間的制約があったり、所期の目的そのもののが厳密でなかったりすることから、それらはフツーの要請であるし、それによって大きなクライシスが生まれることはまれである。

    一方、統計は過去の事実の集積(を大括りにしてはみ出した部分をカットしたもの)である。「次に起こる一事」が、統計が示す大括りな法則の通りに起こるのなら、例えばケイバなんぞは当たりまくりで成り立たないだろう。(ケイバでいう情報は、統計というには余りにも断片的に過ぎると思うが、喩えばの話で^^;

    そも何かを「やる」ことが重要なのであって、統計を使って「どうやる」かを説得しようというのは、単なる手続きに過ぎないのではないか。なにしろ統計は単なる影絵なのだから。
    続きを読む

    投稿日:2019.06.13

  • cheercheap

    cheercheap

    「社会調査」のウソと一緒に購入。
    ニュースに出てくるような統計がどんな風につくられてるのか、どんな風にいえば、数字で嘘をつけるのかがわかる。

    投稿日:2018.12.01

  • 波瀬龍

    波瀬龍

    【由来】
    ・弾本の「地下経済」から作者の本をamazonで検索して

    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】

    続きを読む

    投稿日:2018.10.28

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。