【感想】戦国妖狐 14巻

水上悟志 / 月刊コミックブレイド
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
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ブクログレビュー

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  • タカツテム

    タカツテム

    世直し道中の4人の道が分かたれたのが第3巻。それから本当に色々な事が有って、ようやくその内3人が揃った。
    けれど、灼岩を正気に戻す為にはまだ一仕事必要で……という状況で真介は男を見せたね
    あの時は灼岩を助けるどころか逆に助けられた。それが今はこうして灼岩を助け出すことが出来た
    それに幽界にて終わらない苦しみに苛まれ続ける芍薬と火岩を助けた際の手際がこれまた良いんだよなぁ……
    真介の長い旅はこの瞬間のために有ったと言っても過言ではないかもしれないね

    また、もう一つの再会としては千夜と月湖が戦場にて顔を合わせたのだけど……
    やっぱり千夜の隣が一番相応しいのは月湖なんだな(笑) 出会い頭に千夜を引っ叩くだけに済まず、浮気疑惑のあったせつをしっかりと牽制している(笑)
    おまけに千夜と同じように誰も殺さずに全てを救う道を征こうとしている。力が欲しいと言っていた少女が途轍もない成長を見せたものだね


    感動的な再会を他所に限界バトルを叩きつけている神雲・道錬ペアだけでなく、蚊帳の外に置かれていたムドも鬱憤を晴らすかの如く大暴れする様は熱いね
    そんな激闘に混ざるべく万象王が真の姿を現し、無の民陣営と千夜陣営の戦いにおける有利不利を完璧に崩してしまうのは意外な展開
    だからここから描かれるのは無の民の陰謀を止める戦いではなく、目の前にいる強敵に拳を届けるための戦い

    昔は立場が有ってもそれを気にせず拳を打ち合わせていた神雲と道錬。それが恋を得た喜び、恋を失った哀しみによって跡形なく変わってしまう様は物悲しい
    だとすれば、再び道錬と限界まで拳をぶつけ合えたことは神雲にとってはきっと良いことだったのだろうなぁ……、なんて超絶バトルを見ながら思ってしまった
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    投稿日:2021.07.13

  • ヤマスカ

    ヤマスカ

    電子書籍媒体に移ってから毎月読んでいるけど、やっぱ一気に手元で読めるのはたまらない。
    今巻は芍岩と真介のやっとの再会から、どーれんとじんうんの決着まで。
    濃い濃い濃い。

    投稿日:2015.02.15

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