【感想】篝火の塔、沈黙の唇

玄上八絹, 竹美家らら / 幻冬舎ルチル文庫
(10件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
4
5
1
0
0

ブクログレビュー

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  • blizzard gamaguchi

    blizzard gamaguchi

    遮断された世界に互いを思い、自分を犠牲にしあう主従モノ。
    受けが兄たちからの責め苦の描写がかなり痛い=キツいので
    (調教描写や流血に慣れた玄上ファンは多分大丈夫)ダメな人もいるかと。

    丁寧に書かれた世界にぐいぐい引き込まれるのは、さすがは玄上さんです。続きを読む

    投稿日:2011.11.28

  • bakanoko

    bakanoko

    勝手に評価》
    嗜虐度★★★★
    切なさ★★★★★
    一途度★★★★★

    【下男×主・無理矢理・切ない・一途】

    投稿日:2011.07.10

  • chibila

    chibila

    このレビューはネタバレを含みます

    痛くて、痛くて、痛いお話。
    運命に翻弄されるとは、こういった事か?
    十左の心情に揺さぶられる。
    千代の忠誠心に感服。
    異母兄たちからの暴行シーンは…。

    あらすじ
    島の灯台に幽閉され、腹違いの兄達の慰みものにされている椿は、敷島子爵家の嫡男として生まれた。しかし生まれてすぐ盲目となったため、家を継げず、今は兄二人に嬲られる日々を送っている。ある日、椿のもとに十左という男がやって来る。十左は椿を救おうとしたとはいえ、椿から父の庇護を奪った男だった。名を隠し椿の世話係となった十左は、兄達に仕込まれた薬で苦しむ椿を慰める。やがて二人は心を通わせ始めるが...。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2011.06.26

  • 瑠果

    瑠果

    かなり痛い話ですけど、脇役の千代が…
    かなり出来た女性なんだけど、鬼気迫る描写ですごかったです。彼女の口惜しさが伝わってきました。引き際の潔さも見事で彼女に椿が幸せになった姿を見届けてあげさせたかった続きを読む

    投稿日:2010.07.29

  • tresmildias

    tresmildias

    【あらすじ】
    島の灯台に幽閉され、腹違いの兄達の慰みものにされている椿は、敷島子爵家の嫡男として生まれた。しかし生まれてすぐ盲目となったため、家を継げず、今は兄二人に嬲られる日々を送っている。ある日、椿のもとに十左という男がやって来る。十左は椿を救おうとしたとはいえ、椿から父の庇護を奪った男だった。名を隠し椿の世話係となった十左は、兄達に仕込まれた薬で苦しむ椿を慰める。やがて二人は心を通わせ始めるが…。

    【感想】
    何故そこまで…と痛いシーンの連続ですが、ちゃんとハッピーエンドです。大河浪漫。
    幼い椿に十左が渡した青い石のエピソードが最後に心地よい余韻を残しました。

    【番外編】
    『Je te veux』(Web限定特別書き下ろし短編)
    http://www.gentosha-comics.net/genjo/index.html

    『ともしびの空』(同人誌・残念ながら未読)
    続きを読む

    投稿日:2010.01.05

  • 魔人ぷぅ

    魔人ぷぅ

    【あらすじ】

    島の灯台に幽閉され、腹違いの兄達の慰みものにされている椿は、敷島子爵家の嫡男として生まれた。
    しかし生まれてすぐ盲目となったため、家を継げず、今は兄二人に嬲られる日々を送っている。
    る日、椿のもとに十左という男がやってくる。
    十左は椿を救おうとしたとはいえ、椿から父の庇護を奪った男だった。
    名を隠し椿の世話係となった十左は、兄達に仕込まれた薬で苦しむ椿を慰める。
    やがて二人は心を通わせ始めるが・・・!?
    ・・・巻末より抜粋。

    【収録作品】
    「篝火の塔、沈黙の唇」
    「翡翠の庭」

    --魔人評価--

    エロ度:★★★★★
    キャラ度:★★★★★
    ストーリー:★★★★★

    ※陵辱・道具責め他、斬首シーンなどが含まれます。
    また、義理の兄弟・実の父親といった近親相姦、盲目という障害を負った少年を陵辱というストーリーに嫌悪感がある方は、ご遠慮ください。


    これねぇ・・・キャラ設定、時代設定、ストーリー展開の全てに重みがあり、とても面白かった。
    ただ、すっごく読みづらい作品だったんですよ( ̄~ ̄;)ゝ

    1.文章や表現に古い文体が使われていること。

    2.主な主人公たちのそれぞれの回想シーンが多く、ちょっと進んでは回想を繰り返すため、なかなか先に進まないこと。

    3.明治時代の背景、罪人の扱いについて多少の知識がないと疑問が残る部分があるということ。

    以上3点、ある程度年齢いっている人でないと、すんなり読むことができない作品です。

    ですが、同時収録の「翡翠の庭」、こちらに椿視点と現代文で書かれた「全ての事の真相」と「本編の解釈」とでも言うべき説明が記載されてますので、一度読んで再び本編に戻るとわかりやすくなるかと思います。

    まぁ、多分・・・書きながら作者が興に入ってしまったのかな?
    って気がするんですけどね・・・(^_^;)
    続きを読む

    投稿日:2009.12.27

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