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山崎豊子 / 新潮文庫 (80件のレビュー)
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総合評価:
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あや
2巻もあっという間に読んでしまいましたが、今後の展開を考えるとこれから先に進むのがややつらくなってきました。それでもたぶん、読んでしまうと思います。凄い小説に手を出してしまいました。
投稿日:2024.04.10
にしど
全5巻シリーズの2巻目。 財前がいよいよ傲慢さを全開出し、里見助教授との対比も面白い。 このシリーズも一気読みしそうです。
投稿日:2024.02.08
tsukuru
教授になり益々政治力を身につけた財前が魅力的。著者は他の作品でもそうですが、権力に魅せられ翻弄される人物を本当に活き活きと描かれる。 面白い一冊。
投稿日:2024.02.01
MASIA
浪速大学医学部第1外科教授選。 助教授・財前に対し、教授・東は対抗馬として、自身と同じ東都大出身の金沢大・菊川をぶつける… 凄まじい多数派工作の末に、財前は… 権力争いとなった教授選。 結局は、東…がしっかりとしていなかったことが発端なんであろう。 財前がどうこうと言う前に、自らの教室をしっかり教育、指導できていなかったんだろう。 普通に行けば、すんなり財前教授だったものを。 つまらぬ遺恨を残したわけだから。 東の自業自得、というところか… 財前にも問題はあるのだが… これがあの時代の大学医学部を中心とした、医学界の実体なんだろう。 学閥が絶対、教授が絶対、というところが… 昔は、患者に告知をしなかっただということを思い出した。 今は、あっさりとはっきり癌と告げられるが… 続きを読む
投稿日:2023.08.15
ちっちゅう
このレビューはネタバレを含みます
再読。 教授選後半から裁判の原告の手術まで。 財前の嫌な性格は腹立たしいけど、母親を思う気持ちと苦学生だったころの描写が、財前の人間らしさを表現している。
投稿日:2022.06.14
bukuawa
1-3巻が元の"白い巨塔"、4-5巻が"続・白い巨塔"。 大学病院内での教授の座をめぐる権力争いとその渦中で起こる医療ミスをめぐる裁判を描く。教授選挙の決着と医療ミス第一審判決までが本編、学術会議会員…選挙と控訴審判決までが続編。 昭和の金と力の時代を描き切った作品。その意味では本編完結までが純粋な作品。 本編の医療ミス裁判の現実社会での反響が大きく、作成された続編では、裁判と主人公の身に起こる異変が並行して進む。結末は裁判と天命により主人公の人生にけりがつけられる一方、単なる悪役ではない誇り高き医療者の一面を示して終わる。続きを読む
投稿日:2022.05.18
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