【感想】人は見た目が9割

竹内一郎 / 新潮新書
(465件のレビュー)

総合評価:

平均 2.7
17
61
181
111
58

ブクログレビュー

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  • 東宮

    東宮

    人間の情報伝達は、言葉だけではなくノンバーバルなコミュ二ケーションの方が重要だと改めて再確認させられた。
    非言語コミュニケーションの入門としては良書だと思う。

    投稿日:2024.02.09

  • 馬場豊

    馬場豊

    人は、言葉よりも言葉以外のノンバーバルコミュニケーションをよく見てる。当たり前だけど、改めて解説されるとなるほどなーって思った

    漫画の表現についても、色々工夫されてるんだなって知れて面白かったです

    投稿日:2023.10.19

  • アンヌマリー

    アンヌマリー

    センセーショナルな題名だけど、中身は深く考察され分類されていて、学問的にもちゃんと?してそう。
    読んでよかった。

    投稿日:2023.09.25

  • copinako

    copinako

    舞台演出家で漫画家でもある著者が、表情など外見の印象が与える偏見やステレオタイプ、ノンバーバルコミュニケーションについて書いた本。
    各章が独立していて読みやすかったので、雑学として楽しめた。著者の感想や考察などが多いので、流しながら読むのがちょうど良かった。続きを読む

    投稿日:2023.09.22

  • つー

    つー

    街を歩いて見かける子供の表情は実に表現力豊かで見ていて面白い。エレベータのような狭い空間でベビーカーに乗ってる赤ちゃんと目が合ったら、こちらは兎に角わかりやすく変顔をしてみせたりする。大抵の赤ちゃんはびっくりした顔で目を逸らす。恐らく「見慣れない異質なモノ」として若干の恐怖と共に、これ以上見ててはいけないと言う本能的な安全策が取られたのではないか。それを見ているのが楽しい。
    一般的に親は幼い子供に対して、ややオーバーな表情で相対する。本当は幼い子でも、微妙な表情の変化にもある程度察したり気づけるだろうが、先ずは大袈裟に身振り手振りを加えて表情を教えることで、将来大きくなった際に社会でうまく生きられる術の一つになっていくのだろう。身振りと言えば、親が拳を握りしめて勢いよく頭上に上げると、咄嗟に首をかがめてしまう。小さい頃は親もよく殴ってきた。
    本書はタイトルから、見た目の格好良さで人生が決まってしまうのかと、少し諦め気味にページをめくってみたところ、コミュニケーションにおけるノンバーバル・メッセージの大切さについて詳しく説明している。ビジネスでも必ず第一印象で商談の行方が決まると言われるほど、口煩く研修で聞いてきたが、確かに見た目は重要な要素であると仕事の中で多く感じる。最近はウェブミーティングで顔出し禁止なんて会社もあるが、その様な会社に対してはこちらも顔出ししない。よく考えると、お互いに話に興味があるのか無いのか、表情から汲み取ることが出来ないので、話す側にはかなりの緊張感がある。挨拶程度の軽い内容ならまだしも、重要なプロジェクトの会議だと、今までなら報告主の話し方や表情、体の向きなどをみていれば、進捗が思わしくないんだなと気づけた。最近はそうしたものも無いから、兎に角報告の言葉から全てを察するしか無い。報告される側も精神的にかなり疲れる時代になった。
    本書を読めばそうした表情や声色、体の向き、化粧や服装などから人の心理的な状態を知る事ができ、コミュニケーションの中でも役立つ事を理解できる。また、日本の代表的文化である漫画はその様な主人公や脇役の配置、表情、ひいては吹き出しの文字の置き方からコマ割りまで、充分に考えられた好例として多数挙げて説明している。生憎、殆ど漫画やテレビを見ずに育った自分からすると、もう少し読んでおけば自分の表現力もマシになり、仕事も上手くいったかなと後悔する。
    とは言え、本書の「見た目」は結果的に幅広い分野での意思疎通に関する活用方法にまで及ぶので、読み終わった後の充実感が高い。読み終わった後に街へ出ると、今まで以上に人間観察をしてしまいそうだ。個人的にはチームミーティングや1on1でも活かせるものなので、読んだ事を秘密にしておきたいくらいだ(レビュー書いてる時点でムリ)。
    また、現代社会は表現の自由と個性の尊重が一際重視される時代に入っている。女性は良い意味で誰を見ても韓国風に見えてくるし、LOFTに溢れる男性用化粧品の広告に映っている男性グループなどは、何度目を凝らしても見分けが全くつかない。最近人の名前を覚える事が苦になってきたが、脳の老化に加え、こうした見た目の統一性にも起因している様に思える。個性を大事にしろと言いながら、没個性に向かう社会。海外を旅したり洋画を観て眺める外国人が皆同じ(ような)顔に見える様に、日本国内を歩いていても同じに見えてしまう時代が来た。益々、見た目の重要度は上がっているのかもしれない。
    続きを読む

    投稿日:2023.07.09

  • 甘党

    甘党

    作者の「見た目」に関する興味深い考察が書かれている。
    タイトルから「ルックス」という意味での「見た目」を想起した人は、「思っていた内容と違う」と感じるかもしれないが、これはこれで、心理学のような要素が多分に含まれていて面白い。

    ルックスを変えることは難しいが、雰囲気や仕草、話し方や色、タイミング…などなどが人に与えるイメージを知り、理想に近づけるよう自身で実践していくことなら、誰でも明日からできる。
    続きを読む

    投稿日:2023.06.19

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