【感想】鬼平犯科帳(十一)

池波正太郎 / 文春文庫
(18件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
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7
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ブクログレビュー

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  • カイ

    カイ

    「男色一本饂飩」忠吾ほられかける
    「土蜘蛛の金五郎」平蔵vs.左馬之助
    「穴」いたずらもほどほどに
    「泣き味噌屋」弱虫同心頑張る
    「密告」隠し子(嘘)
    「毒」毒を掏ってしまった
    「雨隠れの鶴吉」録之助の持ち込み続きを読む

    投稿日:2023.04.04

  • hito-koto

    hito-koto

    映像の鬼平犯科帳、最近ちょこちょこ見てますが、当時は全然見てません。平蔵は、松本幸四郎、丹波哲郎、萬屋錦之助と続いたのですね。池波正太郎 著「鬼平犯科帳 11」、2000.8発行。7話が収録されてます。第1話「男色一本饂飩」での豊島屋女中お静の活躍が見事。第2話「土蜘蛛の金五郎」での平蔵の乞食浪人姿での振る舞いが愉快。続きを読む

    投稿日:2021.01.15

  • 鮎

    「男色一本饂飩」いきなり忠吾の受難。男色の盗賊のお頭に監禁されて忠吾貞操のピンチで笑い事ではないけど笑ってしまった。なるほど、忠吾は今でいうところの「マシュマロ男子……」なのである。(池波風)
    「穴」元盗賊のご隠居が隣の家からお金を盗んで人知れず返しに行く話。同じような粋ないたずらを鬼平さんにしかけた盗賊のじいちゃんがいたなぁと思い出した。
    「毒」で鬼平さんの最期がさらりと語られていてびっくりした。シリーズはまだまだ続くけど、いつかは終わってしまうんだなぁと思うと悲しくなった。
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    投稿日:2020.06.19

  • あやごぜ

    あやごぜ

    鬼平犯科帳 (11)

    「男色一本饂飩」では、“兎”こと木村忠吾さんの“操”が大ピンチ!忠吾さんて、“トホホ・・”な事になる事が多いですが、今回はその最たるものですね。お気の毒でしたが、そんな彼が皆に愛されている事もわかりました。
    「泣き味噌屋」では、臆病すぎる同心・川村さんが登場。
    改めて鬼平さんが、部下に対して平等に思いやる事ができる方だと実感。本当、素敵なお頭ですよね。
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    投稿日:2020.04.23

  • yappinkun

    yappinkun

    雨隠れの鶴吉。引き込みの鶴吉が、乞食坊主の井関緑之助に語った言葉も、身に染みます。
    「物事には、いちいち理屈をつけるものではない。人間という生きものは理屈とは全く無縁のものなのに‥‥どうも、得てして理づめに生きたがるのがおかしい、とね」
    池波正太郎先生からの奥深いメッセージが感じられて、グッときますね。
    鬼平ワールドはいい。たまに帰ってきたくなります。
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    投稿日:2020.02.08

  • chita

    chita

    男色一本饂飩
    土蜘蛛の金五郎

    泣き味噌屋
    密告

    雨隠れの鶴吉

    「泣き味噌屋」同心 川村弥助と同様、妻を失った小柳が川村の心情を汲んで奔走しているのを想像するとぐっとくる。

    投稿日:2018.09.26

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