【感想】世界がわかるアメリカ・ジョーク集

烏賀陽正弘 / 知的生きかた文庫
(1件のレビュー)

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    『世界がわかるアメリカ・ジョーク集――楽しみながら読む「超大国のホンネ」』
    (烏賀陽正弘、三笠書房、2008年)

    アメリカ人は初対面の堅い雰囲気でもジョークを飛ばして場を和ませることが多いという。一方、日本人は堅い商談や会議などではジョークはご法度という空気がある。この差は国民性の違いから来るものだろう。

    では、アメリカで使われるジョークにはどのようなものがあるのか?
    そのうちのひとつにエスニック・ジョークというものがある。
    自国や他国の国民・民族の国民性・民族性をネタにしたジョークである。

    たとえば、下のジョークは電球ジョークという有名なジョークのカテゴリーでもあるが、エスニック・ジョークでもある。


    問題:電球を取り換えるのに、ポーランド人が何人必要か。
    答え:5人。1人が電球を持ち、4人が椅子を持って回す。


    これは「ポーランド人=間抜け」という観念があるからこそのジョークである。このように、国民・民族の特徴をネタにしたジョークは、アメリカに限ったことではないのだが、世界中で話されている。

    本書は、このようなエスニック・ジョークの数々をアメリカから見た観念で紹介している。他国の国民性を知ることができるし、その国民性がどのようなネタにされるのかを知ることもできるし、なによりも日本の国民性(たとえば、集団行動、笑わない、カメラ等)がどのようなジョークになっているのかがわかって面白い。

    (2009年8月26日)
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    投稿日:2009.08.26

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