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山本直人 / 新潮新書 (76件のレビュー)
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総合評価:
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本の虫
タイトル的に企業同士の癒着に着目した話かと思いましたが、そうではありませんでした。 広告を通した2つの共通項と、その歴史•発展のプロセスを準えた本でした。
投稿日:2023.09.27
jun
関係者や業界の人にはわかりやすいのかもしれないが、門外漢の自分には理解しにくいないようだった。 それでもいかに人々が広告によって意識を作られているかがわかって、その部分は面白かった。 お金=心の豊…かさ、のところはすごく納得できた。続きを読む
投稿日:2020.12.27
hayataka
電通・リクルートを発散・収束型広告と位置づけ、高度経済成長期から現在に至るまで、人々の消費行動・心理の変化を追いながら、両社の役割を紐解いている。データ分析界隈でも存在感を増している両社。今後が楽しみ…。続きを読む
投稿日:2020.12.20
katoetu
電通が夢を与えるならリクルートは現実の情報を与える。広告という媒体は同じでも、やり方や内容は全く違う存在。だということは分かった。
投稿日:2018.11.03
kappappa14
このレビューはネタバレを含みます
タイトルだけで惹かれて読んだと言っても過言ではない。newspicksで両社の特集が組まれておりホットな企業。 「まとめ」 電通とリクルートという日本のメディアを支える2社の変遷を戦後日本社会の変遷とともにまとめている。広告は辞書の書き換えが役割で、情報誌は情報の整理が仕事であるという対比構造。その違いを発散型と収束型、農耕的と狩猟的、元栓と毛細管…、元博報堂ということもあり比喩など表現が豊かで両社のビジネスモデルの違いがイメージしやすかった。 また、広告の果たす役割が日本経済の発展及びメディアやIT環境の変化により変わってきており特に近年は大多数の人は検索により表示された情報が事実であると思い込み、「情報ありがとうございます」と動き出す。これは確かに人を動かす事にはなっているものの、本質である”本当に効果のある狙った人を動かす”事にはなっていないことを痛感した。 「感想」 タイトルがミスリードを生みがちだが、内容は日本の消費社会とメディアやその広告との関係について広く書かれた本である。広告業界に関わらず企業が自らの顧客に対して何をどのように伝えなければならないか考える意味で広く対象がいる印象。 世間では「電通が世の中を動かしている」などと影の役人的なイメージが付きまとっている。実際、メディアの”元栓”を握っていることによりメディアへの関与は想像でき、多少は否定できない部分もあるのだろう。一方で世の中を改めてみると現代の情報蒐集の主な手段は”ググる”ことである。ここで怖いのは、従来のメディアと違い自分で情報を選んだ”気になっている”点である。 「学び」 ・1消費者としては、自分で”聖書”を持ち続ける必要性を感じた。 これほど情報量が多い世の中、何となくググって出てきた情報で知った気になっていないか、自分がなぜその情報を欲しかったのか、自分はその情報で何をしたいのか見つめ直すこと必要性のことである。 ・逆にリクルートとしては、ただ整理するだけではなくより積極的に消費者に訴えかけ、良い消費者たりうるようにしていく必要があるのではないか。 (いっそリクルートが学校とか開いたら面白いのに笑)
投稿日:2016.11.08
nksrkt
広告と人材育成のキャリアを持つ著者の、職業人としての独白が根底にある。広告、情報ビジネスを厳しくみるなか、前向きであるためには受け手に負担をかけず、嘘がないコミュニケーションが望ましいとのスタンスであ…る。 2社のスタンスの定義づけが示唆に富む。両社の関係性や、他のプレイヤーとの競争、新しいビジネスとの関わりなど、今後の動きを見るうえでもものさしになる。続きを読む
投稿日:2016.04.29
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