【感想】徳川家康(21) 春雷遠雷の巻

山岡荘八 / 山岡荘八歴史文庫
(10件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • immrm

    immrm

    新教国のイギリス出身であるアダムス(三浦按針)が家康に厚遇されたことで、先に宣教師が入っていた旧教国のポルトガル等が大久保長安や伊達政宗に近づいて巻き返しの工作を始める。

    この巻ではまだ大阪と江戸幕府の間は好意的。大阪の陣はまだまだ先のようです。

    18巻の関ヶ原以降に大きな出来事がなく、根回しが多くてちょっと長く感じる。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.29

  • タッキー

    タッキー

    この巻では、江戸と大阪の様子は小休止。交易や外交の話が中心で、あまり知らない話が多かったです。君主って内政に外交に、ほんとたいへん。そこで、この巻の主役ともいうべき大久保長安が気になって、架空の人物なのか、実在の人物なのか、思わず調べました。なんと実在!今まで知りませんでした。この巻の最後の方を見てる限りでは、豊臣家が滅ぼされるなんて嘘のよう。これからどんな展開を見せるのか。残り5巻!続きを読む

    投稿日:2022.08.24

  • たけ坊

    たけ坊

    大久保長安が海外貿易に燃やす情熱、そこに絡んでくる西洋の新教国旧教国の対立や日本の切支丹に伊達政宗や松平忠輝。大坂の動向、淀の方の軟化。

    投稿日:2021.10.29

  • ともくん

    ともくん

    この巻は、政治と宗教が中心になっている。
    海外貿易に目を向ける家康。
    その中で暗躍する伊達政宗と大久保長安。
    一方、大坂では淀君の態度が徐々に軟化していく。
    家康の宗教観、切支丹勢力の対立、政宗と長安の野心。
    色々なものが渦巻き、家康は泰平を確固としたものにできるのであろうか。
    続きを読む

    投稿日:2019.12.04

  • TACK.S

    TACK.S

    海外との関わりに多くを割かれており、また、大久保長安が本巻では重要人物の一人となっている。

    家康をクローズアップした小説で、海外貿易についてここまで詳細に書かれているものはおそらく他にない。著者が江戸時代の基礎を築いたものの一つが貿易にあると考えただろう。

    一方で、新たな紛争の種が芽生えるようなこともキッチリ書いている点はいかにもこの著者らしい。
    続きを読む

    投稿日:2018.01.20

  • nuwvk5

    nuwvk5

    人が死にまくる戦争から、頭脳戦の闘争へ。いくらトップが太平の世を目指していても野心というものは次から次へと湧いて出てくる。
    それをどうさばいていくかが、トップの力量であり、家康の大きさなのであろう。
    宗教がらみは日本人には理解しにくい面もあるが、この時代もよくわからなかったのだろうな。続きを読む

    投稿日:2014.11.07

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