【感想】徳川家康(16) 日蝕月蝕の巻

山岡荘八 / 山岡荘八歴史文庫
(9件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
2
5
2
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • immrm

    immrm

    秀吉の死後、石田三成は家康に対抗しようとする。
    家康は朝鮮撤兵を指図して無事完了。
    朝鮮から戻った加藤清正らの武闘派と奉行を中心とした文治派が派閥争いとなる。
    その重しになっていた前田利家が亡くなる。
    三成は利家から毛利に乗り換えて家康に対抗しようと考る。
    最後は、武闘派に襲われそうになった三成が家康の伏見の屋敷に逃れるが、これはドラマなどで出てくる有名な話ですね。

    三成と家康の駆け引きがおもしろかったが、ここまでは家康が一枚上手だった。
    続きを読む

    投稿日:2023.09.15

  • タッキー

    タッキー

    どこまでも小賢しい三成。中途半端に賢い淀君。他の小説だったら家康は本当に狸ジジイなのに、この小説では三成の方が早くいなくなってほしいと思ってしまいます。誰を主人公にするかでこんなに違うのかぁと変に感心した巻でした。続きを読む

    投稿日:2022.07.08

  • たけ坊

    たけ坊

    爪を噛む描写はこの巻から?
    秀吉の喪を秘したまま朝鮮からの撤兵をするにあたって、すでに生じている三成と家康の対立。豊家を守るためにいろいろと思案する北政所その他の人々、豊家と天下を一体として考える三成等の人々。家康の仕組んだ様々な婚姻、利家の死、七将による三成襲撃事件。続きを読む

    投稿日:2021.09.25

  • ともくん

    ともくん

    太閤秀吉亡き後の混沌とした世を描く。
    更に、混沌とした世に拍車をかけた、前田利家の死。
    執拗に家康を敵視する石田三成。
    家康の頭脳が、三成を遥かに上回り、冴え渡る。
    それぞれの思惑が渦巻く中、家康はどう動くのか。続きを読む

    投稿日:2019.11.06

  • TACK.S

    TACK.S

    秀吉薨去から関ヶ原前夜までと言ったところか(厳密に言うと「前夜」までは行ってないかもしれないが...)

    山岡は石田三成をキレものだが一本気で聞かず者のように描写しているが果たして。

    投稿日:2017.12.26

  • nuwvk5

    nuwvk5

    文治派対武断派。
    家康それに巻き込まれる?うまく利用する?
    人にはやはり、器というものがある。権力争いをしつつその後の世界をどのように描いていくか、が家康と三成の違いか。
    前田利家死去。時代はさらに流転する。続きを読む

    投稿日:2014.09.01

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。