【感想】マリア様がみてる3 いばらの森

今野緒雪, ひびき玲音 / 集英社コバルト文庫
(35件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
15
10
7
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • 読生

    読生

    まるで半身のような存在。
    あまりにも近すぎて。
    やっぱりこれも愛情と依存の狭間のお話なのね。
    お姉さまと妹との関係とも違う、一心同体と呼べる存在。
    見つけてしまった以上、離れられない。
    でも、一緒にいるせいで、どちらも前に進めないのだとしたら…。
    半身を不幸にするなんて耐えられない。
    続きを読む

    投稿日:2021.11.03

  • ありす

    ありす

    このレビューはネタバレを含みます

    ・たぶんシリーズで一番好き。いつもはのらりくらりしている聖様が栞さんとそんなことがあったなんて想像できない。
    ・当時のロサ・ギガンティアと蓉子もすごくいい。
    ・聖様の誕生日はクリスマス。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.09.17

  • eirain0320

    eirain0320

    「マリみて」第3巻。

    本書では、リリアン女学園を舞台にしたと思われる二人の少女の禁断の恋を描いた小説が、"白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)"によって彼女自身の体験に基づいて書かれたものではないかとの噂について、祐巳と由乃(あと保護者として令)が、真相を探る話が描かれている。

    あとがきでも書かれているように、真相を探る前半「いばらの森」がいつもの「マリみて」で、後半「白き花びら」は"白薔薇さま"の過去を描く少しシリアスなお話。

    前巻で手術を乗り越え、本来の彼女を取り戻した由乃のイケイケっぷりが輝いている。祐巳と由乃は良いコンビになりそうなので、次巻以降もどんどん活躍してもらいたいな。

    あと、83頁の一文ががめちゃくちゃツボだった。忘れないように以下に引用しておく。

    「さすがは三奈子さま。見た目はもろくてすぐに堕ちそうな由乃さんをあえて責めずに、ずっこけ祐巳を選ぶあたりは、なかなか人を見る目がある。」(祐巳のモノローグより)
    続きを読む

    投稿日:2020.09.15

  • ainon

    ainon

    前作とはうってかわってしっとりしたお話


    衝撃的な内容の自伝的小説の作者は、聖さま!?


    思い立ったら行動の由乃さんと、ゆみと、令さまは
    なんと作者に遭遇


    そして明かされる、聖さまの過去


    美しくも儚い世界


    堪能いたしました。
    続きを読む

    投稿日:2019.10.22

  • さき

    さき

    このシリーズで最も好きな話の一つ。
    白薔薇姉妹が好きで何度も読んでますがやはり悲しい。
    そして心が苦しくなる作品です。
    冒頭部分の台詞は何度も心にしみました。
    スガセイ作のいばらの森を読んでみたいと何度おもったことか。

    「私はね、大切な人にわかってもらえればいいの。」この言葉に救われ、周りの人より大切な周りの人達を大事にしようと思いました。

    白き花びらはすごく切ない。言葉にできないほどに。
    続きを読む

    投稿日:2019.06.12

  • bwv232

    bwv232

    繋がってはいるけど、雰囲気の対照的な作品が二本。
    通常のノリの「いばらの森」も良いけど、この巻は何と言っても「白き花びら」でしょう。

    投稿日:2018.04.19

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。