【感想】ヴィクトリアン・ローズ・テーラー15 恋のドレスと宵の明け星

青木祐子, あき / 集英社コバルト文庫
(9件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ainon

    ainon

    シリーズ15

    ドレスが作れなくなってしまったクリス

    恋に振り回されてるなぁ

    鉄道主の娘パトリシアの失恋と
    イヴリンとの再開


    クリスがシャーロックの家へ訪ねていったシーンが秀逸

    投稿日:2017.02.11

  • むしこ/まるた曜子

    むしこ/まるた曜子

    クリスとアルフが会話するシーンは切ないけれど、アルフはどんな決断をしていたのか今後の展開が気になるところ。
    7章はクリスが頑張ったりひどい目にあったり報われたりしていて、シャーロックを反省しろと言いたい。続きを読む

    投稿日:2013.03.19

  • sorairokujira

    sorairokujira

    通称「恋を叶えるドレス」というけれど、確かに必ずそのドレスを着たものの恋が叶うのなら、必ずどこかで歪みが出るだろう。
    誰かに好かれるのが一人からだけだとは限らないから。
    その人の魅力を引き出すドレスというのは、確かに強力だけど、どこかドーピングに通じるものがあるのかもしれないとも思える。
    この巻は、そのことについて描かれてる巻とも言える。
    両想いでも苦しい恋を言うものもある。
    片想いでも、幸せだということも。
    想いというのは本当にままならないものだ。
    続きを読む

    投稿日:2013.01.19

  • なごみまくり

    なごみまくり

    シャーリーとのすれ違いに心を乱したクリスは、ドレスを作れなくなってしまう。そんな折、以前顧客だったパトリシアと出会うことで、その強さと明るさに心を救われたクリスはドレスを作る意欲を取り戻した。だが、依頼を受けた矢先、闇のドレスに関わる事件で伯爵だった父を喪った女性・イヴリンが『薔薇色』を訪れて・・・!?強い想いを込めたドレスがもたらすのは恋なのか、それとも闇なのか。過去の自分を思い出して苦しむクリス。二人の心はまた繋がることができるのだろうか――。

    少しずつ進展したかなと思いきや、ぐるぐると同じところで悩んでしまうのが恋愛なのかなと思う経過です。クリスはかわいいけど、その分シャーリーのいい加減さに少しいらっとする。ただえさえ受け身で引け目を感じてるのを分かってるのなら気を遣ってあげないとダメだろ!パメラの助言も当たってはいるけどクリスにはなかなか届かない気がする。でもクリスはやっぱり闇のドレスを作ったことがあるんですね。罪の意識もあって過去を思い出したくないんだろうな・・・コルベール云々の話もまだすっきりしないし、何だかもどかしい。
    続きを読む

    投稿日:2011.05.24

  • にお

    にお

    2010.4.23読了。
    ネタバレあり。
    もっと評価されるべきヴィクロテシリーズ。
    これから先、不穏な空気を感じ取り読むのを中断していたのですが(一段落ついたら一気に読もうと思った)しかし無性に続きを読みたくなり思わず手を出してしまった。

    今回は仕立屋としてより、クリスの恋の方がメインになっていました。シャーロックの父、母出てきます。シャーリーパパはもっと怖い人かと思っていたら、イメージをいい意味で裏切られました。こういう些細な予想を裏切る展開が青木さんのいいところ。笑。毎回うーんこうくるかーと唸ってしまう。
    シャーリーママはイメージ通り。でもあの展開での登場。青木さん鬼畜ですね。笑。
    クリスの取り乱したところも見れ、それにたじろぐシャーリーも見れてにやにやします。ようやく恋人らしくなってきましたね二人。
    でもやっぱり、シャーリーは貴族、クリスは労働階級の少女。そういう互いに越えられなものがあるんだなっていうのをしみじみ感じて切なくなりました。
    ほんと、ラノベの域を越えてますよねヴィクロテシリーズは。

    お互いに思いあっているのにも関わらず、ほんの些細な考え方の違いで本人の意思とは違う方向にちょっとずつずれて、すれ違ったり、うまくいったりする。すごくリアルな人間関係の描き方が素晴らしい。
    続きを読む

    投稿日:2010.04.25

  • どろっぷ

    どろっぷ

    がっつり恋愛ものはあんまり読まなくなったんですがそれでもこれは追っちゃいます。クリスかわいい。
    本編はひたすら切ないですね……。いくらシャーリーが優しくてもやっぱり(良くも悪くも)貴族なんだなあと思いました。少しずつ色々動いてそうなので次巻も楽しみです。続きを読む

    投稿日:2010.03.19

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