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中島らも / 文春文庫 (17件のレビュー)
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hito-koto
コロナブックス「作家の猫」(2006.6)の表紙を飾っている「とらちゃん」、とても可愛いです。拙宅の「ゆず」によく似たキジトラです。中島らもさん「とらちゃん的日常」、2004.7発行(文庫)です。らも…さん(1952~2004 享年52)の愛猫に捧げるエッセイ集、写真も沢山収録されてます。トラおひめちゃんの口ひげ四本の写真には頬がゆるみました。「来世はネコに生まれ変わりたい」との言葉も。中島らもさん、とらちゃんが好きで好きでたまらなかったんだなと、この本を読んでよくわかります!続きを読む
投稿日:2018.07.06
naonokoto
自宅でも犬を隣人にじわじわ奪われ、仕事場でも猫を大家さんに奪われるらもさん(笑)。面白いけど猫にマジックマッシュルームを食べさせるところはドン引きしました。
投稿日:2016.10.31
佐トー
愛猫エッセイ、写真80点収録でカワイイ。ネコを飼っているつもりが、実はネコに飼われている著者であります。
投稿日:2015.03.25
yui
らもさんによる猫エッセイ集。「おれは猫を飼うに値しない人間だ。だが、猫の高貴さがおれの悪業を洗い清めてくれる。」大家さんにとらちゃんを奪われるシーンには笑ったり、猫にマジックマッシュルームを食べさせる…シーンには驚いたり。らもさんらしさは薄めないまま、猫という孤高の存在が現れていて。そんな一人と一匹を、読者として眺めているのが楽しかった。続きを読む
投稿日:2014.08.01
katsushelf
とらちゃんかわいい。 らもさんは、とぼけたエッセイで好きですが、とぼけ具合は甘め。 女性誌への連載という事で手加減をしたかな。途中からとらちゃんの話は少なく、別の話が多くなってくるのはご愛嬌なのか。
投稿日:2013.10.21
courbet
猫好きに悪い人はいない。とは思いたいですが、「殺人とレイプ以外なんでもやった」と公言する著者の感覚には嫌な気分になるし、でもこのおっさん何だか憎めないし、しかし猫に何てことしやがる!と殴りたくなるし……。なんとも複雑な読後感です。ちょっと特徴のあるお顔のとらちゃんと、途中から同居するようになったふくちゃんの写真には文句なくメロメロに。写真が多いので文章のなかにはあまり猫たちがでてこなくなっても許せます。破滅型人間を地でいく著者のバンド活動なんぞどうでもよい。講演会に呼ぶ人の気が知れない。と思いつつもムカムカしないのは、ことの次第を知らない外注業者さんに怒ってしまった後、 素直に悪いことをしたと言える人間性がどこかしらに感じられるからかもしれません。でも毒キノコの件だけはダメ、絶対。本人がどうなろうと勝手だが回りを巻き込むな。続きを読む
投稿日:2012.08.17
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