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香山リカ / 幻冬舎新書 (15件のレビュー)
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総合評価:
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KOROTAM
○精神科医の香山氏の作品。 ○自身の考えるSNSやテレビなどとの向き合い方を中心に、「考えること」について考察した作品。 ○著者の医師としての分析は面白い。
投稿日:2015.02.10
亮
何事も中庸である、と。 生きて行く中で、二択だけの選択肢しかなければ、確かに楽だろうな。 そして、現代の日本人もyes or noの二択型人間が増加していることは体感する。 政治、経済、スポーツな…ど諸所に触れているが、巻末の医療についての章は答えのない問いだな。 延命治療の是非。 タイトルについて記されているのは前半のみで、後半は著者のそれこそ「私」について書かれている。続きを読む
投稿日:2014.12.02
読書Walker
このレビューはネタバレを含みます
2014年の56冊目です。 香山リカという名前がペンネームだと初めて知りました。 でもその名前を使うことで自分を使い分けているということでした。確かに香山リカという名前で病院に勤めていたらそこの精神科は大変なことになっているでしょうね。ある意味勤務医として仕事をするためには必要な使い分けなのかもしれません。 自分の存在意義を確認するのが難しい社会になって、「私」とはなんなのかという主題を考えざる得ないということです。私はこう思う。という私とは他者によって形成された存在であるという考え方ある事は認識できていましたが、改めて”私”はなんなのか何に従って行動し発言し決めるのかということだが、その時私が決めたことが、普遍的に絶対変わらない判断だとは言えない。状況や環境が変われば私は私の判断は変わるのもで、軽々に、私とはこうであると決めつける必要はないと結論付けていると感じました。臓器提供の意思表示は、いつどんな状態で”私”がした判断なのか?これからも変わらないのか”私”は。
投稿日:2014.09.07
prepre1212
自分らしく考えるには? →家庭の中にではなく、外部に自分なりの足場を作ることを考える 自分の意見をはっきり持つことの第一歩は、決めたことも決めたことを変えることも恐れないこと
投稿日:2014.08.24
じゅたろう
周囲が出してくる正論、白か黒かはっきりしろという圧力、そういうものに対して抱く違和感を感じたら読むべき本だと思います。白であっても黒であっても、どちらも正しく間違っていて、本当ははっきりしないほうが良…いこともあるということを言ってくださっただけで、私は救われました。続きを読む
投稿日:2014.08.06
human
読書レポート:世の中の意見が<私>と違うとき読む本 | デジたろうとピアノ http://digitaropiano.luna.ddns.vc/digitaropiano/?p=3383
投稿日:2013.09.01
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