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片田珠美 / 光文社新書 (48件のレビュー)
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Anony
感想 ピーターパンの憂鬱。成熟拒否は異常なことなのか?解消すべき問題か?時代と共に何が悪いか何が良いかは変化する。成熟拒否を拒否して良いのか?
投稿日:2022.11.10
momongadesu
2022/05/27 タイトルが煽り気味だけど若者批判とかではなかった。内容は割としっかりしてて同意できる部分多。
投稿日:2022.05.27
レモン
ひきこもり、モンスター・ペアレント、依存症に共通する「成熟拒否」は、壁にぶち当たった時こんなはずじゃなかった、と現実を直視しないことによって起こる。全然性格が違いそうなひきこもりとモンスター・ペアレ…ントに原因を同じくする所があったなんて。現実をありのまま受け入れることの難しさは「NANA」でも語られていたな、とふと思い出した。 転ばない方法ではなく起き上がる方法を教えてあげられるようにならなくては。続きを読む
投稿日:2021.07.21
elephanta
「他責」という言葉がポイントになるのだろうか。モンスターペアレント、モンスターペイシェント、そしてマイケル・ジャクソンについての解説が興味深い。もう一度読んでみたい。
投稿日:2021.05.15
ogn
このレビューはネタバレを含みます
自分がまさに積極的に成熟を拒否したいと思う人間なので手に取った。大変示唆に富む内容で、自省を促される指摘も多々ある。また、大人=理想的人間とはどうあるべきか思惟を喚起してくれる。 ただ、冒頭で筆者自身も「成熟における『対象喪失』という側面に着目して、~一つの切り口を提示してみたいと考えている」と言っているため、分かった上であえてそうしているのだとは思うが、いくらなんでも全てを「対象喪失論」と結びつけすぎではないだろうか。こじつけと思える部分もいくらかある。 例えば、幼児的万能感の喪失に耐えられない大人がモンスタークレーマー化するとの主張だが、そもそもその万能感を持っている当の幼児はモンスタークレーマーだろうか。むしろ知らない相手に対しては萎縮するのではないか。子どもは車に轢かれても「轢かれ逃げ」する。電車内でトラブルを起こすのも幼児でも未成年でもなく、決まって成人だ。そういった意味で、幼児は確かにある種の万能感を持ってはいるが、モンスタークレーマーと言われる大人の持つ万能感とは少々質の異なるものなのではないだろうか。 薬物依存についても、対象喪失に耐えられないためというケースも多々あるのだろうが、単純にカッコイイからとか、フィジカルな快感を求めてとかといったケースもあるのではないだろうか。 「対象喪失論」の流れに全てを収束させようとするあまり、どうも安易なこじつけに見えてしまう箇所が少なからずあり、論理的に突っかかってスムーズに頭に入ってこないところが残念だった。テーマ自体は大変興味深いので、このあたりが改善されたらより面白い内容になったと思う。
投稿日:2020.06.20
quazism
・すべてを他責にする人間が増えている。 ・挫折してもそれを乗り越える力が不足している人が多い。 ・モンスターペアレントが増えているのは、自分ができなかったことを、子供に対し過度に期待するため。(星一徹…型?)続きを読む
投稿日:2019.08.12
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