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小池真理子 / 文春文庫 (13件のレビュー)
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Spica
6編からなる短編集。各話の話の主人公は皆もう若さの盛りも過ぎ、老いること、身近にある死、それでも身体の裡にくすぶるかのような官能を感じられ、短いお話でしたが小池さんのエッセンスがぎゅっと凝縮されていて…楽しめました。いつもながらの美しい描写に、匂い立つような官能の表現が素晴らしかった。続きを読む
投稿日:2017.02.27
南青山
不倫ネタばかりの短編集。表題作が一番良かった。一人でテレビを見てる大晦日の描写が秀逸。著者は短編作りと情景描写が本当に上手いと感じる一冊。
投稿日:2015.10.22
kaizen
このレビューはネタバレを含みます
短編6話。 おき火 最後の男 仄暗い部屋 雪ひらく 場所 パラサイト 文庫版あとがきにかえて なんとなく,後ろ向きの言葉が多い。 生きていることが良いことだという確信は,誰でも持てるとは限らない。 著者が何が書きたいかが分からないまま読み進むのは辛いかも。いろいろな女性がいるということと,女性のありのままの姿を知るきっかけを掴むことができるかどうかが理解の鍵かもしれない。
投稿日:2012.11.25
ゆき
6作品の中で いちばん 記憶に残ったのは 『場 所』 というタイトルの話だった 既婚者の早希子が恋をして 別れて 3年・・・ 別れた彼の事で 思いがけない知らせを受けて 動揺する 早希子の行動が 切なかった 自分は何が欲しかったんだろう・・・何を求めていたんだろう・・・っと 【愛?恋愛感情?友情?それともただ単に日常から逃れること?】 全てが当たりで 同時に全てが違うような気がする・・・ そう考える 早希子の気持ち 何となく わかる気がした この小説の作者 小池真理子さんが あとがきから・・・ 『意識して不倫を書いているわけではない。-中略- 気が付けば、男と女の叶わぬ夢を書いているにすぎないのだが きっと私は、男女のそうしたかかわりを描くことによって、人生の不条理 わからない部分をこそなんとかして表現したいと試みているのだろう。』 これを読んで なるほど・・・わからないから 私も読んでるんだと納得できた
投稿日:2011.05.27
カヲ
短編集。 さすが、小池先生。しょっぱなからエロいエロい。電車で読むのもためらわれます。 実ることのない、あらふぉーの恋物語。
投稿日:2010.08.10
mylte
図書館の本 内容(「BOOK」データベースより) 恋に切実である故に、奔放すぎた姉の一生―。彼女を「美しく風変わりな淫売」とよんだ妹が、哀惜をこめて回顧する「最後の男」の他、女性の内奥に秘められた官…能の炎を描き尽くした全六作。心の闇の彼女へと、妙に勇ましく気負ったように突き進んでゆく女たち。まさに絶品としか言いようのない現代女流文学の美しき結晶。 小池真理子の小説の中でのものの食べ方、酒の飲み方が好きなんだなぁと改めて思えた1冊。 長い描写はないけれど、人と人とのつながりを描くときのアイテムとして食べ物、お酒が絡んでくるのが好き。 必ずなにかしら食べ物が出てくるような気がします。 タイトルの雪ひらく、と場所がすきでした。続きを読む
投稿日:2010.07.12
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