新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
飴あられ, 市川森一, 水島力也, 2009「TAJOMARU」製作委員会 / 別冊フレンド (1件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
リカ
舞台は室町末期の京都の管領家。映画の“絶対、女を捨てない”というコピーが強烈だったので、コミック版を見つけて読んでみました。 芥川龍之介の『藪の中』を原作としており、TAJOMARUとは、登場する盗賊…、多襄丸だとのこと。 登場人物の中で一番大活躍したのは、桜丸でしょう。ちょっと狂っていますが。 端正な風貌をもつ、穏やかな性格の家臣で、足利義政のお稚児さんのような扱いをされていますが、映画では盗賊上がりという設定だとのこと。 主人公は畠山直光ですが、なぜ兄の信綱が、弟の直光をそんなに恐れるのか、分かりませんでした。 お家騒動の陰謀に巻き込まれた直光は、結局武士の身分から盗賊となり、これまでの管領家での生活や財産を全て失います。 恋人しか残りませんでしたが、愛する彼女がいれば幸せだ、ということでしょうか。 きれいなタッチの絵でしたが、きれいすぎて淡々としていました。 おそらく映画は、もっとどろどろと深いものがあるのではないかと思います。 関連もので読んだのは『羅生門』止まりなので、『藪の中』も読んでみようと思います。 飴あられというマンガ家の名前が、ツボに入りました。続きを読む
投稿日:2010.09.28
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。