【感想】ピアノの森(21)

一色まこと / モーニング
(28件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • NORIS

    NORIS

    2020.10.17市立図書館
    187 君の”1番”のために
    188 阿字野バージョン
    189 「忘れろ」
    190 一人の練習室
    191 グッドフェローズ
    192 ミュージシャン・ハンド・ドクター
    193 ピアノ協奏曲第2番
    194 ”パン・ウェイの真実”
    195 ゴシップと闘志

    コンクールもファイナルが始まり大詰めだが、海と雨宮の関係のクライマックスはこの巻か(カバー画も二人の姿なのが象徴的)。師から離れて独り立ちする瞬間に寄り添い支えられる存在というのはやはり尊くかけがえがない。
    「ちはやふる」千早と新のかるたさえ続けていればいつかまたあえる、という関係を思い出す。それぞれとの出会いがそれぞれをここまで連れてきてくれたという気づき(雨宮だけでなく、海の方でも…)が感慨深い。
    音楽ではなくゴシップでゆさぶりをかけてくる連中とのたたかい、そして着々とすすんでいた海のひそかな企ての成否は…

    この巻では阿字野の言葉があれこれ印象に残った。
    「辛いことは心を強くする 楽しいことは心を豊かにする きっとその両方が人を成長させていくんだと思う」
    「カイの記憶力はとにかくすごいんですよ/でもカイがもっとすごいのは…一つ言えばそこから十は学ぶ所です/私はこの6年…カイの質問攻めにいつでも答えられるように…多分生涯で一番勉強しました/でも実はカイは楽なコです/学ぶのに受け身ではないから…」
    続きを読む

    投稿日:2020.10.17

  • pukuchans

    pukuchans

    雨宮くんと仲直り。しかし、パンウェイのゴシップ記事が出て、次はカイくん?
    どうなるのかなぁ。カイくんの指も心配。

    投稿日:2018.10.16

  • siiko

    siiko

    カイと阿字野、ファイナル前の最後のレッスン。そして雨宮は・・・。「辛いことは心を強くする。楽しいことは心を豊かにする。その両方が人を成長させる」という言葉に胸が熱くなった。

    投稿日:2018.10.12

  • ホン・ヨンドル

    ホン・ヨンドル

    雨宮(あまみや)は俺の初めての同志だった。――コンクールはついに佳境。ファイナルでの出番が迫る中、カイと阿字野(あじの)の最後のレッスンが始まる。「俺から、大切な人が次々と離れていってしまう……」阿字野の最後のレクチャーは、カイにとって意外なもので……。その頃、自らの甘さに気がついた雨宮は、自分のなすべきことを考え、行動を起こす!(Amazon紹介より)続きを読む

    投稿日:2016.06.25

  • ざじ

    ざじ

    痺れる展開…カイほど感情豊かに育った男の子はいないだろう。阿字野に出会い、学ぶことに忙しく、全てにおいて意欲的で、哀しいや寂しいと言う気持ちに蓋をして来たんじゃないだろうか。忙しくしてれば嫌な事は忘れる、と言うあの原理で。続きを読む

    投稿日:2016.06.09

  • myjstyle

    myjstyle

    カイと雨宮の練習シーンも名場面でした。でも、これからコンクールの最終戦が進むなかで、スキャンダルが起こり、指の障害も出てくるのでしょうか?なんだか嫌な感じの伏線が張られましたね。

    投稿日:2016.04.11

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