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中谷彰宏 / PHP文庫 (2件のレビュー)
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総合評価:
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南
まず、斉藤一人をご存じだろうか。いや、私だって金持ちだって程度しか知らなかった。しかし、ある人にこの人の本を紹介されて、私が持つ斉藤一人の意味は変わってしまった。 「ツイてる! ツイてる!」 なん…という呪文だろう。ダマサレタと思ってこの言葉を口にしてみれば、なんだか自分がツイてきたような気持ちになれる。というのは、それを体現している人物が著者であり、もう一人のそれを体現している人物が私の目の前にいるから仕方がない。 ただこの本を読んでも、つまらない自慢話だらけの様な本というイメージしか受けないかも知れない。だが、この本を読むなら、是非発想を変える事をお勧めする。この考えをあなたは持つ事ができるか、と言う発想である。その能力があなたにあるか。もちろん俺はないからこの本を読むわけだが、ちょっとした考え方の違いがこれからの生活に大きく関わってくる事を体現している私としてはこの本の抱えるエッセンスは驚かずにはいられないのだ。 だが、この本の帯には『「かねもちになる」「大成功する」「人に好くかれる」……本書の言葉で、全部できます!』などと書かれているが、これは嘘である。重要なのは『本書の言葉』ではなく、その『本書の言葉』を発想する思考法である。要するにそのような考え方のサンプルがこの本には詰まっている。だから、直接的にあーだこーだ言われるのではなくて(私はそう言われても毛嫌いしてしまう、自分ではそう言っている癖にね)、感覚でつかめに近い意味を持っている。だから、この本をただ読むのではなく、獲物を狙う目で読み進めるとかなり面白い。斉藤一人の後ろで彼の行動を見ている様な、そんな雰囲気。 最終的に、この本は『臨機応変に行動する事』と説いてはいる。そりゃそうだ、だがマニュアルを求めがちな現代にいたってこの教えは逆に新鮮なのではないだろうか。どうこうすればあなたは幸せになれる、こういわれたって不信感バリバリ。成功する事は楽じゃない、楽じゃないけど楽しい、いや、楽しいから成功する。いいじゃんそれで。それが叶うのが世の中らしいさ(笑) 私の髪型は今はギャスビーのスーパーハードでオールバックにしているのだが、生徒が、サングラスかけたら怖いよ、などと言うが、でも僕の顔は面白いよね、と聞くと、うん、と答えてくれる。時々カマっぽい動作、何事にもやたらにオーバーアクションする。それらの意図される特徴は私の求めるものであり、好かれる理由にできないかと日々思っているのだが、どうだろう。人に注目される→好かれる→成功する、それを一歩ずつ意図的に上がっていけば良いではないか。 続きを読む
投稿日:2004.09.28
suishodo
「競争の中から成功者は生まれない。成功者は、空き地から生まれる。」 成功とは、上昇ではありません。移動なのです。(p.14) ブレーキをつくるのは難しい。 ブレーキのいらない広い世界を走ればいい。(p….106) 何かをしてもらおうとするからつらくなる。 何かをしてあげようとするからハッピーになれる。(p.184) 勝ち方は、勝ちながら覚える。(P.188) 続きを読む
投稿日:2004.03.05
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