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愛川晶 / 文春文庫 (120件のレビュー)
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pbh23864
記憶を取り戻すまでの右往左往は面白い。 所々ミスリードに引っかかって訳が分からなくなる場面もあったが、読めなくなるわけではない。
投稿日:2022.09.14
mana
他の方のネタバレを見てやっとちゃんと理解できた! ヤクザの話やベッドシーンが多すぎて、その部分はあんまり好みじゃ無かったかなぁ。
投稿日:2021.09.20
ロビーB
このレビューはネタバレを含みます
ふと目覚めると、私は記憶を失っていた。 同じベッドにはゴムの仮面を被った全裸の男が眠っている……。 ここはどこ? この男は誰? 扉を開けると、意外にも外は雪。 そして初老のサンタクロースが私に手招きをしている! 記憶喪失の女と男の奇妙な同居生活。 その果ての結末は? 記憶喪失。 自分探し。 「私は誰? ここは何処?」の世界である。 ミステリではよくある話で、そう珍しいものでもない。 もはや叙述ミステリのいちジャンルとして確立されている感すらある。 僕はそれほど注意深い読者ではないし、たいしてアタマを使って小説を読むタイプでもないが、この物語のどこかに叙述的トリックが隠されているであろうことは最初からわかっていた。 その時代を表すような記述が多く見られることや、わざわざ日付や時間が章の最後に記されていることなどを併せて考えると、そのあたりに何かあるよな……と想像するのは当然のことである。 恋愛小説と叙述トリックを見事に融合させた作品として、乾くるみさんの「イニシエーション・ラブ」があるが、それと比較するとこの小説は少しばかり落ちる。 やくざ絡みのドタバタや、過剰と思えるベッドシーンなどは僕の好みではないし(そういえば「イニシエーション・ラブ」にも官能小説かと思えるほど冗長なベッドシーンがあったが)、真相もそう驚きがあるわけではない。 自分が何者かわからなくなった人物を主人公に据えた物語というのは、読者も同じ目線で謎解きをしていくことができるという点で緊迫感やドキドキがあり、そのあたりを楽しむのが本筋なのだろう。 ただ、僕は主人公にさほど感情移入できず(つまりはあまり主人公を好きになれず)、何となく客観的な視点で読んでしまっていた。 そのへんがこの物語をあまり楽しめなかった要因のひとつかもしれない。
投稿日:2020.10.04
ぴーまん
タイトルとあらすじで購入したが、まさかヤクザものだとは思わなかった。 途中わけわかんなくなって、誰目線の話なのか混乱した。結局よくわかんない。途中に入る日記も必要かな?ただでさえ記憶が曖昧な話で、スト…ーリー理解するの大変なのに、ちょいちょい挟む日記で話脱線して、頭こんがらがったよ。 何度読むのやめようかと思った事か…。 なぜこのタイトルだったんだろう?素敵なタイトルだけど物語とは結びつかないような…続きを読む
投稿日:2020.01.15
相沢雄二
なんだかよくわからないまま終わってしまった。解説を読んでも理解できない。 じゃあ、もう一度読み返したいかというと、そんな気にはならない。 ミステリーの謎解き云々などと言うことよりも、ある点でどうしても…納得できないのだ。 それは、あまりにも不自然、ということだ。 ヤクザがいきなり記憶に関する高度な講釈を述べたり、主人公(?)が記憶喪失なのに姓名判断ができたり、相手の男がカンボジアの近代史を詳しく語ったり。 それと、『葉桜の季節に君を想うということ』に通じる腹立たしさが残る。続きを読む
投稿日:2019.11.01
bebedarake
この小説は叙述トリックをやりたいだけで生み出された作品に思える。 読後感が悪く、物語として結局何を訴えたかったのかがよく分からない。六月六日生まれの天使をタイトルに掲げられても何も胸に響かない。カンボ…ジアの歴史も勉強にはなったが本編と全然関連がない。 全体的に薄っぺらい。続きを読む
投稿日:2019.05.19
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