【感想】狂おしき束縛

このレビューはネタバレを含みます

何がって、女々しい受の一人喋りばかり聞かされ続けてページだけが進んでいくからしんどいんだってことに、読了４冊目にして気づくっていうね。
部屋の景色とかおかれた状況とか行動の裏にある背景とか周りの人々とか、そういうのほぼほぼ描かれず、受本人の目の前に映ったものを主観でジメジメと描いているとこがだいぶ苦痛ダメでした。
タイトルにある狂おしいほどの感情の揺れとか重さとか暗さとかは一切感じなかったし、束縛っていうほどの拘束も心理的負担もないし、ありがちな天涯孤独男子学生が愛人強要からの恋しちゃって逃亡！って、、、そもそもファンタジー上等のBLにあって、金持ち社長で兼業組長イケメンチート様と貧乏大学一年生の人間性そのものがどちらも浅すぎた上に、客観的に読者目線で描かれる文章は一切なく、起承転結に引き込まれる感覚は持てなかった。。。

浅見先生との相性が悪すぎて切ない。

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