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C.S.ルイス, 瀬田貞二 / 岩波書店 (53件のレビュー)
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pocori
近所の公共図書館で借りて読んでいて、あまり借りられている形跡もないのでいつでも読みたいときに読めるなとは思っているのですが、やはり全巻揃えて自宅に欲しいなと思っている。子どもにも読んでほしいから。
投稿日:2023.11.19
mizino
4兄弟姉妹が再びナルニアを訪れるが、時間の描写が秀逸。個人的には『ライオンと魔女』よりも物語に入り込んで、一気に読み進んでしまった感じ。単独の物語であった『ライオンと魔女』から、歴史長編への転換点に立…っているのが、終盤に感じられる。まさにファンタジーの醍醐味。続きを読む
投稿日:2023.10.02
ツカチヨ
このレビューはネタバレを含みます
アスランがどこまでも大きい。全てお見通しで、慈悲深く、そして残酷。 4人の兄妹の活躍。ナルニアのもの言うけものたちの復活劇。カスピアン王子の純粋さ、魔法使いの正しい歴史観。 そして混乱の中、敵は首をはねられ、策略に嵌り、逃げ出した末、ナルニアの正義は貫かれた。 アスランは自由だ。1000年以上もどこで何をしてたのだろうか。 ナルニアの生き物たちは、アスランを忘れるものがいて、信じるもの、信じないものがいる。お話に登場するライオンでしかない存在とすら思われていた。 そして満を持して登場する主役感は半端じゃない。 アスランに会ってみたい。「わが子よ」って言ってもらえたら泣いちゃうよ。でも子供じゃないとナルニアには行けないのか…。 読了。
投稿日:2022.11.09
リン/タロー
前巻のライオンと魔女からナルニアでは数百年の年月が経って、メルヘンな喋る動物や小人、動く樹木などがいなくなって人間が幅を利かせるようになった時代に兄弟がまたやってくる話。 兄弟と王子の2つの話のラインが交互に語られ、途中で1つになるという構成がうまい。残酷な年月の流れや人間の業などの暗い要素が顔を出し始め、子供向けでありながら深みのある話に仕上がっている。
投稿日:2022.06.26
S.K.
第一巻のライオンと魔女でナルニア国に迷い込み、アスランと出会い、悪の魔女を倒しナルニア国の王として統治した四人の兄弟。 それからナルニア時間では1300年の時を経る。木々の精霊は姿を消し、動物たちは話…すのをやめ、テルマール人(人間)が権力を独占する世界。 正当な王の血を引く王子カスピアンは叔父のミラースに命を追われ逃げる中、言葉の話せる動物たち(もとナルニア人)に出会う。 スーザンが残していった角笛をカスピアンが吹き鳴らし、助けを呼ぶと、1300年前に王として君臨した四人が再びナルニア国に。 個人的にはストーリーが1巻より面白かった。良い者が悪者に苦しめられる、というのはよくある話だけど、カスピアン陣営も一枚岩ではない。角笛もアスランも信用できない、と言う者、アスランではなく当時対立した魔女を頼ろうという者…。 宿敵ミラースとの勝負が一騎討ち(からの乱戦)で呆気なく終わってしまったのがちょっと物足りないが、子どもにはこれくらいでちょうど良いのかもしれない。続きを読む
投稿日:2021.12.11
Joh
コルネリウス博士が、こっそりカスピアンにナルニアのことを教えてくれるところとか、脱走するお手伝いをしてくれるところとか、再開できるところとか、いつもカスピアンの味方でいてくれるところとか、もう好きすぎて。挿絵のコルネリウス博士もすごい好きだった。
投稿日:2021.11.23
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