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林真理子 / 小学館 (78件のレビュー)
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総合評価:
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みるるん
ドラマの印象が強いけど、小説はもう全く別物。主人公の奈央子のバブリーな商社OLっぷりが読んでるだけで楽しい前半と、まるでホラーな後半との落差がすごい。奈央子は、その時々で自分の心に正直な選択をしてきた…結果、最後はあんな結末になってしまうという… 作品中にも、これはあんたの性分なんだよ(ニュアンス)と女友達に奈央子が指摘される場面があったけど、まさしく性分であり宿命めいたものを感じる結末に。めちゃくちゃおもしろかった。続きを読む
投稿日:2024.01.11
な( ◜◡◝ )
このレビューはネタバレを含みます
奈央子に幸せになってほしかった、、、 覚えておきたい恋愛に関する名言が沢山あって、とても面白かった。 共感できないというか分からない点も多かったので また私も奈央子くらいの歳になった時に改めて読みたいなと思う。
投稿日:2023.03.05
omj
20代はじめの奈央子は思った。「エイッて心を決めて、そのうちの誰かを好きになれるように努力すればいいんだから。結婚なんて適当に過ごしておけば、そんな好きじゃない男とでも、一緒に暮らすことなんかわけないんだから」 今、奈央子ははっきりわかる、結婚というのは、やはり好きな男としなくてはいけないものなのだ。たとえ別れるとしても、最初は好きな男としなくてはいけないのだ。 私、この頃思うんだけれども、競争に勝ち残っていくことだけが価値のあることじゃないような気がして。うまく言えないけど、人生なんか、トータルで見ていけばそれでいいんじゃないかって。 ああ、イヤだ、イヤだと奈央子は思った。どうして自分をここまで道化にして、若い子に気を遣わなくてはいけないのだろうか。 つらいことがあった時は、日常の持つ大きな力でうち負かそう、というのが奈央子のやり方である。 「そう、私は確かに頭が悪いのかもしれない。こうなれば幸せになれるとわかっていても、心がそっちの方に動いてくれない。そういうことをうまく出来る女はいくらでもいるのに、この男ならうまくいくと思った瞬間、その男を愛せる女。愛していると思い込める女。私はそういう才能がないのかもしれない」 「あの人はやり方は違っていたかもしれないけど、とにかく、心からご主人を愛してたわ。不器用な人だから、そんな風にしかできなかった。相手が自分を嫌うようにしか愛せないなんてつらいけど、彼女はそれしか出来なかったのよ」
投稿日:2023.01.08
オラフ
はじめの林真理子の作品 昔ドラマをやっていたが観てはいなかった。 30半ばの独身丸の内OLの生活に単純に興味があったので読んでみた。 不倫などドロドロな部分を描くのがリアルで上手いと思った。 最後はゾッとした… また同著者の作品を読みたくなった。
投稿日:2022.12.29
holly
中々人には言えないけど、こっそり胸の中で思うこと、言葉にはならないぼんやりとした曖昧な気持ちを 何故ここまで言葉にするのが上手いのか、と 著者の作品ではいつも思う 抗えないanegoとしての キャラ…、人格、運命に最後は身震いした 一気に読めて、展開も早く楽しいが、最後の展開だけは本当に怖くて美しい物語続きを読む
投稿日:2021.10.12
Yum
アネゴキャラ。 当時のいま、が描かれているんだろうから、価値観は現在と違う部分もあったけど、面白かった。 速度が落ちることなく最後まで一気に読める。
投稿日:2021.10.09
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