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輿水泰弘, 碇卯人 / 朝日文庫 (8件のレビュー)
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夢色
このレビューはネタバレを含みます
【あらすじ】 神戸尊が早朝に発見した女性の遺体をきっかけに、警視庁と警察庁の対立が浮き彫りになっていく「予兆」、12年前に起きた悲愴な事故が、住宅街での爆破事件に繋がっていく「聖戦」、あるペンションに集まった人たちの真の目的を追い、密室で杉下右京の推理が繰り広げられる「招かれざる客」など、5篇。連続ドラマ第9シーズンの第9話~第13話を収録。 【感想】
投稿日:2017.08.11
hirokon
この巻の最後に収録されている『通報者』、見たいからDVD借りてこようかな〜と思っていたらその翌日? くらいに夕方の再放送で見ることが出来ました。 こういう大人の推理もの(?)に子供が絡んでくるお話、昔…から結構好きです。続きを読む
投稿日:2013.03.15
メリーさん。(或いは)めぇー。
season9のうちの5話が収録されている。 初期のノベライズは1シーズンに付き上下巻で しかも放送2話分を(無理矢理)1話にまとめたりしてたけど 現在の1シーズン3冊、1話分1章の方が読みやすいと思う。 厚さもちょうどいいし。 season9上巻を読んだときに感じた、テーマの重さや救いのなさは健在なのだが この巻では、重いテーマが潜んでても話の運び方が軽いという印象を受けた。 season8ではかなりぎこちなかった右京さんと神戸くんの掛け合いも この本ではだいぶこなれてきた感じが見て取れる。 『招かれざる客』でのやさぐれ右京と似非逮捕状(爆)のくだりは ドラマが放送されたときから大好きだった。 『通報者』はseason8の『フェンスの町で』に続いて神戸くんvs子ども(爆)の話。 親に恵まれない子たちと相対するときに神戸くんが見せる 意外と熱い部分が『フェンス~』と共通しているような気がする。 そういうところに、ドラマではあまり出てこなかった 神戸尊という人の根幹に関する謎が潜んでいる気がするのだがどうだろう。 今回の巻は割と神戸くんの活躍が目立つ気がするのは贔屓目か(笑)。 テーマはともかく軽い運びの話が多い中で異彩を放っていたのが『聖戦』だった。 この話はとにかくゲストキャラクターが強烈。 富田寿子と折原夏実、このふたりには違った意味での狂気が見えた。 特に寿子は歴代の関係者の中でいちばん怖かった。 何とかに刃物、ではないが、 元々頭の切れる人がマイナス方向の執念を持ったらこうなる、 という結果を見せつけられたような。 そして、寿子と互角に渡り合う夏実もある意味天晴れだった。 時系列でいうと、『予兆』と『聖戦』の間に劇場版2が入るはず。 『予兆』が思わせぶりな終わり方をしてること、 更に官房長がいないことに(この本の時点では)不自然さを感じさせないところが 流石だと思った次第。 そういえばまだ劇場版2のノベライズ読んでなかった(´・ω・`)
投稿日:2013.02.25
ktakabayasi
どの作品も楽しめるけど、印象に残ったのは、第9話「聖戦」。加害者への復讐を生きがいに、ついに加害者への復讐をなしとげた被害者遺族の女性。しかし、加害者の男性はずっと贖罪の気持ちを忘れずに生きてきたこと…を知った時、どんな気持ちだったのだろう? あと、第11話「招かれざる客」はラストの2人のやりとりがちょっと笑える。 巻末のとんねるずの憲武さんのコメントも個人的にはお勧め。続きを読む
投稿日:2013.01.31
ao-neko
今回も名作がいろいろと収録されていますが。お気に入りは「聖戦」。ボリュームもたっぷりの物語。若干後味が悪いのも味わいだなあ。それぞれの「復讐」のかたちが見事です。
saki
明確な殺意よりも事故的殺してしまったケースが多い回。 聖戦が一番心に残る。 決意した母親は強く、そして恐ろしい。 巻末のノリさんのプライベート話も目に浮かぶよう。
投稿日:2012.12.23
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