【感想】にこは神様に○○(ナニ)される?(イラスト簡略版)

荒川工, ことみようじ / ガガガ文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 2.5
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ブクログレビュー

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  • 出雲一寸

    出雲一寸

    読書録「にこは神様に〇〇される?」2

    著者 荒川工
    出版 小学館

    P32より引用
    “神に意見する女子中学生、栗下にこ。しゃべり場でも見かけな
    い、ずいぶん尖った真剣十代である。”

     苦労が絶えない中学生が主人公の、どたばたとした非日常的日
    常を描いた一冊。
     七年前に失踪した父の部屋を掃除していた主人公栗下にこ、そ
    こで見つけた指輪によって…。

     上記の引用は、とある出来事の後の一文。
    しゃべり場ですか、随分懐かしい話です。真剣に生きようとして
    いるのならば、テレビに出て議論している時間が学生にあるのだ
    ろうか?と疑問に思いながら見ていたように記憶しています。
    私がイマイチな学生だったため、十代の間は自分のことを考える
    ことで精一杯で、人と議論をするほどの余裕が無かっただけだっ
    たから、このように思ってしまっただけだとは思いますが。
    結局今でもイマイチなままです、とほほ。
     カラーイラストでの人物紹介のところで、主人公の妹の年齢設
    定が間違って書かれているのは、初版第一刷ならではの誤植でし
    ょう。ひょっとすると貴重だったかもしれませんが、またえらく
    目立つところで間違えたものだなと思いました。

    ーーーーー
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    投稿日:2013.09.10

  • Makoto

    Makoto

    ちょっぴり悲しいコメディファンタジーとでも言いますか。
    神様(女の子)の封印を解いちゃった女の子が、神様に契られようとするお話。
    もっとも、その神様はもともとは1999年7月に封印が解かれる予定だった模様。
    封印が解かれて、契る事ができた神様の仕事は、世界の崩壊。
    正確には、神様が居た真界のそとに、われわれが居る偽界が存在していて、真界が成長しすぎて膨張できないので、偽界を壊して真界を大きくするってのが仕事の模様。
    ただ、序盤的過ぎてほとんどの伏線が放置されています。
    面白いんですが、物足りない感じですね。
    登場キャラのほとんどがどっかのネジが緩んでる、もしくはズレている人ばかりです。
    これも娯楽としては面白いところだと思います。
    後半は学園物にありがちな展開になっているものの、ちゃんとオチがあるのがいいところ。
    あとがきによれば続巻が出るようなので、期待できそうです。
    続きを読む

    投稿日:2012.05.05

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