【感想】木野塚佐平の挑戦だ 木野塚佐平シリーズ2

樋口有介 / 創元推理文庫
(16件のレビュー)

総合評価:

平均 3.2
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ブクログレビュー

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  • macmarry

    macmarry

    3.5
    相変わらず木野塚氏の言動が面白い。還暦でこのバイタイリティはすごい。
    桃世の策士な名助手な感じも面白い。
    時の内閣を相手にするスケールのでかすぎ感はあるが、なかなか面白い。

    投稿日:2016.08.28

  • iyoharuka13

    iyoharuka13

    警官生活37年、警視総監賞も受賞した木野塚佐平。ハードボイルド気取りだが、美女に弱く妄想の日々。だが今度の事件は国家を揺るがす大事件だ。
    シリーズものだが、前作からはかなり年月が経っているので、独特の空気に慣れるまで時間がかかった。いちばん面白いのは木野塚氏の妄想タイムだが、最後の最後に、日本犯罪史に深く刻まれるあの事件が登場するのに驚く。続きを読む

    投稿日:2015.12.20

  • be-san

    be-san

    前作に比べて、今作のなんとスケールのでかいことよ。
    そしてアフリカに行ってしまった
    「押しかけ助手」桃世の、まさかの大活躍(^ ^
    前作の「せこい大活躍」に慣れてる読者は
    びっくりすること請け合いである(^ ^

    いや、ご安心あれ。
    木野塚氏の「妄想老人」っぷりは健在(^ ^
    あこがれの女性キャスターとの不倫も、
    まさかまさかの展開を見せる。

    そして、巻末の解説にも書かれている通り、
    もはや「バカミスすれすれ」の大ネタ勝負(^ ^
    一国の政府の行方を左右するのが、
    まさか我らが木野塚氏とは(^ ^

    難しいことはいっさい考えずに、
    「んなアホな」とか突っ込みを入れつつ
    気楽に読みたい一冊です(^ ^
    続きを読む

    投稿日:2014.09.07

  • shushu

    shushu

    木野塚探偵シリーズ第2弾

    若き総理大臣が突然死し、世間はてんやわんやの大騒ぎ

    そんな中、半年前にインドに旅立った助手の桃世が帰国し
    木野塚氏のまわりは、にわかに活気づく。

    こっけいな哀しみと妄想は健在のまま
    話は日本をゆるがす大事件へと繋がって
    あれよあれよと読んじゃいます

    快調!
    続きを読む

    投稿日:2014.09.06

  • ぽっぽ

    ぽっぽ

    このレビューはネタバレを含みます

    『木野塚探偵事務所だ』に続く、木野塚佐平シリーズ第二弾。
    前作は連作短編集、今回は長編。
    そして、事件も何だか、でっかくなりました。
    個人的には前作より、面白かったのだけれど(あとがきによると”文体”が前作から変わっているとのこと、そのため?)、前作の愛嬌のあるキャラクタたちと珍妙な事件の絡みが好きであった読者は、色々とギャップを感じてしまうだろうなと思った。
    前作にもひとつはまりきれなかった私も、「あれ?こんな作品だっけ…」と思ったくらい。
    総理大臣の死、それに関する妙な説。
    木野塚氏の希望通り、大事件が迫ってくる。
    木野塚氏が空回りしている面も今回はあるものの、けっこう彼の望みが叶っている方なのでは?

    ”警官生活三十七年、警視総監賞を受賞”、暗記してしまいそうな、木野塚氏の口癖というか、キャッチフレーズというか。
    これをことあるごとに述べ、ハードボイルドを気取る(決まりきっていないことが多いけれど)木野塚氏と頭の回転が速く、木野塚氏の理想の女性像とかけ離れたボーイッシュな桃世のキャラクタは相変わらず。
    桃世ファンの私としては、ケニアから戻ってきて、嬉しい。
    著者曰く(こちらもあとがきより)、この作品は”大バカ大ナンセンス小説”。
    本作については「ちょっと調子にのりすぎたかな」だそう。
    その著者のくだけた感じがうまく作用しているのが、この作品には良い弾みを与えてくれたように、私には思えた。

    第3弾があるならどういう方向へ持ってゆくのか??

    レビューの続きを読む

    投稿日:2014.05.20

  • kei_m

    kei_m

    警察を定年退職した60歳、木野塚佐平シリーズ第二弾。
    コミカル路線が強く、何かよくわらないままに、国家的な事件が解決?
    読ませる能力はさすがです。

    投稿日:2013.01.02

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