【感想】ドアの向こうに

黒川博行 / 創元推理文庫
(5件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • nono

    nono

    ざっくりとした粗筋はAmazonより:
    大阪府警の文田巡査部長と聡田部長刑事、通称“ブンと総長”。
    そこに京都出身で京都自慢が鼻に付く五十嵐刑事が加わり、意外な繋がりを見せるバラバラ殺人と心中事件を追う。

    事件や展開よりもブンと五十嵐の大阪vs.京都が面白い。
    これ関西文化や関西弁のやり取りが一番面白いところ。
    それが無かったら、なんやこれ?みたいな感じ。
    読書として楽しめた。シリーズになってるようだから他も読んでみようかな。
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    投稿日:2021.02.07

  • locknloo

    locknloo

    ブンと総長シリーズの2作目。
    前作は大阪VS東京という感じだったが、本作は大阪VS京都のやりとりがおもしろかった。

    頭部は腐乱、脚部はミイラ化したバラバラ死体が見つかり捜査していくが怪しい人間が次々に死んでいく。

    バラバラ死体の謎やその後の殺人事件のトリック明かしは読んでて楽しかった。
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    投稿日:2010.11.11

  • chinoboo

    chinoboo

    黒川博行さんの警察小説シリーズ。
    この間読んだ「海の稜線」に出てきたブンさんこと文田くんと、総長こと総田部長コンビの第2弾。

    工事現場のパイルからバラバラ死体が発見されることから始まるミステリー。工事現場のパイル、殺人、浮び上がる高名な建築家の名…と、刑事コロンボの「パイル3-D」を思い出させる展開(小説中でも自ら指摘(笑))。

    「海の稜線」では、東京から来たキャリア組の若造との東西文化対決での会話が面白かったけれど、今回は京都から来た新米刑事との京阪文化対決な会話が軽快でシャレた関西弁で要所要所に散りばめられていて楽しい。ブンさん、大阪にこだわりがあり過ぎ!(笑)だからこそ、キャラとして愛おしいんだけど(笑)

    刑事たちのキャラクタがしっかりしていて読みやすいうえに、捜査によって明らかになっていく事実が意外な展開を見せるところもさすが。

    安心して読める警察小説。黒川さんのは全部読もう〜!と思っている今日この頃。
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    投稿日:2010.08.25

  • ポポエル

    ポポエル

    大阪府警捜査一課シリーズを順番に読めてませんが、
    ブンと総長+五十嵐の事件簿。

    犯人の目星は早々に付きますが(話の中でも)
    どういう経緯で、被害者とのつながりや、殺害方法などの
    謎解きが丁寧に書かれています。

    ブンさんと五十嵐のやり取りが面白かったです。
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    投稿日:2008.04.10

  • 仙丈

    仙丈

    「ブンと総長」シリーズ。

    頭は腐爛、足はミイラといふ、奇妙なバラバラ死體の謎を追ひかける。

    相變らず、大阪弁によるリズミカルな會話が秀逸。
    本格的な警察小説?でありながら、輕妙な味はこの作者ならでは。

    2004年7月24日讀了
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    投稿日:2005.04.24

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