影男

江戸川乱歩 / 東京創元社
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
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ブクログレビュー

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  • Pukasan

    Pukasan

    今回再読。昔読んだ時の記憶より、ずっと面白いと感じたのは自分が年を取ったからか……? 今までの過去作で使われてるアノ要素やコノ要素を寄せ集めてきている所はありますが、今回はそれを『影男』というキャラが活かすことで、ただの再利用ではない面白さが感じられた印象です。良いキャラだよね、影男。続きを読む

    投稿日:2016.08.04

  • 鮎

    自身の他作品の二番煎じ、と乱歩自身があとがきで言い訳していますが、ただの焼き増しの世界ではなく、より禍々しくより肉々しい感じがすさまじかった。特に地下世界の女体女体の盛り合わせ、むせそうです。
    色々な顔を使い分けて、善人と悪人を行ったり来たりの影男、最後は一体どうなるのかな??と思ったけど、あっさり他の悪党と共に一網打尽にされていてちょっとあっけなかったかな。続きを読む

    投稿日:2016.07.26

  • kiyosi

    kiyosi

    このレビューはネタバレを含みます

    『影男』
    速水荘吉、綿貫清二、殿村啓介などいくつもの名前を持つ探偵小説家・佐川春泥。異常な性癖をもつ男の写真をとり強請るかと思えば、薄幸の少女を幸せにもする影男。殺人請け負い業・須原からの依頼で殺人のシナリオを書くが自らのアイディアで殺人が行われた事に嫌悪感を感じて距離をとる影男。影男が出掛けたパノラマ国。浮気した妻・美与子と篠田を殺害しようとして影男に邪魔された川波良斉からの依頼で影男の殺害を計画する須原。篠田と美与子をイブリ殺そうとする須原。須原の運転手・斎木の秘密。明智小五郎の推理。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2015.03.09

  • nasunonasuo

    nasunonasuo

    江戸川乱歩の作品は子供の頃の怪奇的なものに対する好奇心を思い起こさせる。この世の不思議を現実と妄想のギリギリの境目で描くことがうまい。物語を読みながら、まるで隣家を望遠鏡を覗き込むようなドキドキする昂揚感は、江戸川乱歩が見ることの呪詛的な効能を突き詰めたからなのだろうか。見ることと見られることの関係性は、安部公房よりも分かりやすく描き出されている。密室を見る立場と、密室内の登場人物を通して見られる立場も想像することで、この二項目の間を行ったり来たりすることも、江戸川乱歩の作品の醍醐味だろう。続きを読む

    投稿日:2014.06.08

  • hiconeneko

    hiconeneko

    一冊まるごと『影男』を主人公とした長編作品だが、オバニズム方式でどこから読んでも面白い作品となっている。
    基本的には犯罪小説だが、多くは紳士的で、善行も好む、また過度な残虐行為には嫌悪感を示すなど、少しヒーローものにも似た読み応えだった。続きを読む

    投稿日:2012.12.03

  • skug

    skug

    影男の奇妙な生活
    影男と殺人請負会社須原との奇妙な対決
    地下世界のパノラマ
    濃厚な乱歩ならではの世界
    濃いいなあ
    他の乱歩小説の濃い部分を寄せ集めたような作品
    とても好きだなあ

    投稿日:2011.04.03

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