【感想】遙かなる星の流れに 上 デルフィニア戦記17

茅田砂胡 / C★NOVELSファンタジア
(20件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
7
7
4
0
0

ブクログレビュー

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  • sakopy

    sakopy

    このレビューはネタバレを含みます

    改めて
    生まれた
    行き始めた
    もう
    誰かに何かを指示されなくても
    誰かに何かを命令されなくても
    自分で考えて
    自分で行動することができる
    当たり前の様に
    生きている者が持っている
    自分で考えて決めるってこと
    出会った当初は
    誰かの命令を聞くことが全てだったのが
    今目の前から
    考えて
    想像していく
    思いやりと
    優しさを
    今まで貰ったものを
    しっかりと返していく
    今の自分を作ってくれた
    新しく生み出してくれた

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    投稿日:2021.08.31

  • akiuwa

    akiuwa

    [江東区図書館]

    デルフィニア戦記17巻。
    読んだのは遠い昔。デルフィニアで知った作者、続けてスカーレット・ウィザードも読んだはず。図書館でふと田中芳樹(銀英伝)のシリーズが並べられているのを見たらその手のライトノベルが懐かしくなって、当時好きだった菊池秀幸と茅田砂胡を探してしまった。

    好きと言いつつ記憶力のない自分に感謝。
    大分ストーリーやラストの記憶が欠けていたスカーレットと違って、流石に何回も読み返したこちらのシリーズは割と細かいところまで覚えている、というか読んでもそうそう、と思い出せた。

    ★デルフィニア戦記(王女グリンダ)⇒スカーレット・ウィザード⇒暁の天使たち⇒クラッシュ・ブレイズ⇒天使たちの課外活動⇒トゥルークの海賊⇒海賊と女王の航宙記

    ★桐原家~、もものき~
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    投稿日:2021.04.30

  • 雪月ソウ

    雪月ソウ

    このレビューはネタバレを含みます

    デルフィニア戦記の十七冊目。本編終了まであと一冊。
    前半は前巻の続きで薬で眠り姫になったままのリィでしたが、ようやくルウと(元)国王のウォルが到着。
    すったもんだの末、なんとか一時的に目を覚ましたリィは、解放された力で破壊魔に。城一つぶっ壊し、後から不休で駆け付けた軍勢を唖然とさせます。
    それでもまだタンガとの決着はついてません。
    薬を使われた後遺症に苦しむリィの回復を待つ面々は気が気でなかったでしょう。
    しかし、デルフィニアの軍勢の主だった人々は、優秀であり、情があり、それでいて情勢を冷静に判断できる素晴らしい人々ですが、それには女性も含まれていて、王様の格の違いだよなーとつくづく思うのでした。
    そういう人に私はなりたい…無理だけど。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.12.28

  • マッピー

    マッピー

    リィ最大のピンチ。キャリガンたちを助けるわずかなチャンスを得るためにタンガにつかまったリィは、麻薬づけにされ、ほとんど意識不明の状態が続く。一時的に玉座をバルロに譲ったウォルとルウ、シエラはリィを助けに駆けつける。本来この世界で使えない力を解放することにより城砦を破壊した彼ら。一気に形勢は逆転する。若いころはこれだけでわくわく読めたのだけど、大人として読むならば、玉座をあまりに軽く扱いすぎ、仲間内で解決しすぎるし、なんとなくいろいろワンパターンなのにちょっとイラついたりして。続きを読む

    投稿日:2019.01.14

  • みけ

    みけ

    デルフィニア戦記17

    デルフィニアの王妃であるリィを息子の妻にと企てるタンガ国王。
    薬で意識を喪失したリィの傍には、唯一リィを殺せる実力を持ったレティシアが。
    王座を捨て、リィの助けに向かうウォルは間に合うのか。


    一人であれば、逃げることも、それ以前に捕らわれることもなかったのに、リィの優しさがなんとも。
    リィにもルウにも、確固たる信念があるんでしょうが…もう少し自分のことも大事にしてと言いたくなります。
    続きを読む

    投稿日:2018.08.03

  • 彩波(いろは)

    彩波(いろは)

    このレビューはネタバレを含みます

     捕まえられた王妃は薬で眠ったままにされていた上に、タンガの王子の妃にする、と聞いて、ルゥとウォルが大激怒。
     まさかのウォルは王冠をバルロに押し付けて出奔する、という事態。

     その過程でいろいろありえないことが起こる。
     まずはルゥが生き返ってしまったこと。
     ルゥは死なない一族の人間だった、ということ。
     そして、リィがボナリス城一つを吹っ飛ばしてしまったこと……

     いやまぁ、最初からやれるならやっておけよ……

     という気持ちはわからなくもないけれど、それは現世のおきてで無理なようである。
     しかし、そこでこの起きて破りを持ってきた作者さんの意図ってどういうものなんだろう? と思わなくもないですが、それがこの物語の面白いところなんだろうなあ……と思います。
     あくまでも、現世は現世の断りを持って。
     多少イレギュラーでもそうしていく必要があるのかなあ……と。

     そして、次がいよいよ最終巻。
     ここまできて、最後がどのように終わるのか、とても楽しみではありますが、物語が終わってしまうのはちょっと残念です。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2018.02.14

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