スポーツ・アウトドア
あくなき向上心
あらすじ
「自分がここまでできたら、もうちょっと上と思ってやってみる。
だから“頂点”なんてないのです」
「本物になるためには、
与えられるものじゃなくて自分が求めなくてはならない」
「口で教えるならそれこそ本を見て覚えさせたらいい。
やって見せなきゃわかりません」
大正、昭和、平成の激動の時代を生きてきた94歳
その一言ひとことに、誰もが背筋を正さずにはいられません。
そこにあるのは、いくつになっても「これでよし」がない、あくなき向上心です。
70年以上にわたり、なぎなたの真髄を追い求めてきた澤田花江範士が語る日本人としての生き方、日本のあるべき姿とは――
人生の指針のひとつとして長く読まれることを願い、季刊『道』で掲載した澤田花江先生(94歳)の会見、講演録、連載を一冊にまとめました。